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齋藤孝先生が選ぶ 高校生からの読書大全
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京堂出版 |
発売年月日 | 2022/11/14 |
JAN | 9784490210743 |
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
若い人がこの本をとっかかりにして、面白い本への入口になると良さそう。もちろん、大人にとってもそれは言えそう。私にとってピンときた本は、気になっていて未読の『ホーキング、宇宙と人間を語る』。『The Catcher in the Rye』は日本語に直訳すると「ライ麦畑の捕まえ手」に...
若い人がこの本をとっかかりにして、面白い本への入口になると良さそう。もちろん、大人にとってもそれは言えそう。私にとってピンときた本は、気になっていて未読の『ホーキング、宇宙と人間を語る』。『The Catcher in the Rye』は日本語に直訳すると「ライ麦畑の捕まえ手」になるっていう点は気づいてなかった(センスが抜群)。
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『君たちの前には2つの人生があります。読書をする人生としない人生。知性と教養に溢れた人生を歩むための180冊』 高校生から大人まで、筆者の考える必読書の選りすぐり180冊が掲載されています。 1冊ごとに筆者の簡単な解説と感想が掲載されており、それを読むだけでもためになります。 難...
『君たちの前には2つの人生があります。読書をする人生としない人生。知性と教養に溢れた人生を歩むための180冊』 高校生から大人まで、筆者の考える必読書の選りすぐり180冊が掲載されています。 1冊ごとに筆者の簡単な解説と感想が掲載されており、それを読むだけでもためになります。 難解で読みにくいところも踏まえて楽しめ!というのがまた新鮮でした。 気になった書籍をいくつかピックアップしたので、時間のあるときに読んでみようと思います。
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p.55 『日本永代蔵』井原西鶴 どうすれば金を稼ぎ、財を成せるか? 早起き、家業に励むこと、夜なべ、倹約、健康 服薬の妨げとなる得を立つよう勧めています 美食と淫乱、高級な絹物を普段着とすること、夜ほっつき歩くこと、博打・囲碁・すごろく、食事のときの飲酒、タバコ好き、予定のな...
p.55 『日本永代蔵』井原西鶴 どうすれば金を稼ぎ、財を成せるか? 早起き、家業に励むこと、夜なべ、倹約、健康 服薬の妨げとなる得を立つよう勧めています 美食と淫乱、高級な絹物を普段着とすること、夜ほっつき歩くこと、博打・囲碁・すごろく、食事のときの飲酒、タバコ好き、予定のない京行き等々…贅沢は敵だ。 世の中に借銀の利息ほど恐ろしきものはなし。 p.77 『道をひらく』松下幸之助 雨が降れば傘をさそう。傘がなければ、1度は濡れるのも仕方ない。ただ、雨が上がるのを待って、二度と再び雨に濡れない用意だけは心がけたい。雨の傘、仕事の傘、人生の傘、いずれにしても、傘は大事なものである。 わからなければ、人に聞くことである。己の空に閉じこもらないで、素直に、謙虚に人の教えに耳を傾けることである。 自分の仕事は、自分がやっている自分の仕事だと思うのはとんでもないことで、本当は夜中にやらせてもらっている。世の中の仕事なのである。ここに仕事の意義がある。 p.125 『両手いっぱいの言葉 413のアフォリズム』寺山修司 人間は、中途半端な死体として生まれてきて、一生かかって完全の下になるんだ 涙は、人間が作る一番小さな海です。 こうもり傘は、世界で1番小さな、2人のためのやねである。 自分たちにしか通じない言葉を持つのが恋人同士である。 街は、今すぐ劇場になりたがっている。さあ、台本を捨てよ、街へ出よう。 賭博には、人生では決して味わぬ敗北の味がある。 p.133 『楽しみは創り出せるものよ。今がいちばんいいときよ』ターシャ・テューダー これまでの人生は無駄だったなんて、どうして思う必要があるでしょう。そう思う人がいたら、残りの人生を、これまでの分まで楽しんで、と言いたいわ。 残念ながら、人生を後戻りしてやり直す事は、誰にもできません。私も、間違いや失敗をたくさん経験しましたが、やり直したいとは思いません。 もし、やり直せたとしても、その人生が今より良くなる保証は、どこにもないのですもの。 p.141 『死に至る病』キェルケゴール 可能性の鉄棒は、必然性の欠乏に存する。 p.199 『生物から見た世界』ユクスキュル 「マダニには視覚も聴覚もないが、嗅覚、触覚、温度感覚は優れている。そんなものには、机の上で暮らしているときは、ほぼ仮死状態で、ぼんやりしている。ところが、下を野犬が通りかかると、その肌先から出す酪酸の匂いや体温をキャッチして、次の瞬間には下に落ちる。そうして、野犬の上にうまく着地できたら、マダニは、その血をたっぷり吸う」 ミツバチには「紫外線の環世界」があるし、コウモリには「空間を認識するための超音波の環世界」があるなど、生物にはそれぞれ独自の環世界があるのです。もちろん、人間だってそう。私たちがよく知っている。この世界は、あくまでも「人間の環世界」に過ぎません。
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