1,800円以上の注文で送料無料

読書道楽
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

読書道楽

鈴木敏夫(著者)

追加する に追加する

読書道楽

定価 ¥2,200

1,045 定価より1,155円(52%)おトク

獲得ポイント9P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/11/14
JAN 9784480816863

読書道楽

¥1,045

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/09/08

彼の哲学、考え方、生き様が好きだ。その人となりがよく伝わってくるので、読んでいて楽しかった。 そしてこの本は、私にとって、読書案内となった。文学からノンフィクション、哲学書まで、次に読んでみようと思う本の幅を大いに広げてくれた。

Posted by ブクログ

2024/05/03

近頃、視野を広げるために古典とか海外の著作も読まないとなと思っているけど、鈴木さんが読まれてきた本の幅広さに触れて、国内の戦後の著作だけでも自分の知らない世界は無限にあるなと感じた。 また、自分の関心は鈴木敏夫さんよりも宮崎駿さんの方に近そうな気がした。児童文学とかが好きな点で。

Posted by ブクログ

2023/12/03

一冊まるまるこれまでに鈴木敏夫さんが読んだ本について語り続ける内容。 宮本武蔵の哲学を掛け合わせた人間がいるとしたら、それはたいそう危険な人物なのでは?という話や、村上春樹の『ドライブ・マイ・カー』にみる、ふいに思い出す記憶の話が特に印象的だった。 また、あとがきで日本テレビの...

一冊まるまるこれまでに鈴木敏夫さんが読んだ本について語り続ける内容。 宮本武蔵の哲学を掛け合わせた人間がいるとしたら、それはたいそう危険な人物なのでは?という話や、村上春樹の『ドライブ・マイ・カー』にみる、ふいに思い出す記憶の話が特に印象的だった。 また、あとがきで日本テレビの映画担当の方たちが、本心では宮﨑駿をテレビに出演させたいと考えている話があり、それを本人に持って行こうものなら、「けんもほろろ」に断られるに決まっている、ということで、鈴木さんに白羽の矢が立つ話を読んで、やっぱりそうなのなと腑に落ちる感じがして面白かった。 あとBack to the Futureの話は自分の中に落とし込んでおきたい。 ==== ・日本のマンガ・アニメが欧米人に与えた影響がひとつあるとすれば、子どもたちの自己確立の問題でしょうね。アメリカにしろ、ヨーロッパにしろ、向こうの子どもたちは早くから自己確立を求められるじゃないですか。家庭でもそうだし、学校教育でも自分の考えを言葉にしたり、人の前で発表しなくちゃいけない。  それって内気な子にとってはつらいですよね。そういうとき、「そんなことできなくても大丈夫だよ」と慰めてくれるもの。それが日本のマンガ・アニメだったんじゃないですかね。(p.41) ・とくに考え込んだのが、武蔵が言った3つの言葉ですよね。「信ずるは己のみ」「我ことにおいて後悔せず」「人間本来無一物」。この3つの哲学を兼ね備えた人間がいたら大変なことになる。中学2年のときからすでに怖いと思っていましたね。(p.67) (中略)その精神がどこへ引き継がれたか:『巨人の星』『あしたのジョー』(p.68) ・ぼくはあの作品(ドライブ・マイ・カー)は嫌いじゃなかった。忘れられない記憶というものがある、というやつでしょう。理屈でもなんでもない。忘れられないんだから。それをふいに思い出す。そういうのとは誰もがいろいろな形で経験しているわけで、それをテーマにずっと書き続けていくというのもいいんじゃないですかね。(p.247) ・あるとき本棚の整理をしていて、なんとなく紀貫之の『土佐日記』を読み始めちゃったことがあって、気がついたらすっかり読みふけっていて、慌てて閉じた覚えがある。「もったいない」と思って封印したんです。いま読むと仕事をする気がなくなる、人生が終わる。そんなふうに思ったんですね。(p.275) ・『歩きながら考える』の中に、堀田善衛「未来からの挨拶ーーBack to the Future」。 「ところで、この一句につけられた訳註によると、古ギリシアでは、過去と現在が(われわれの)前方にあるもなであり、従って(われわれが)見ることの出来るものであり、(われわれが)見ることの出来ない未来は、(われわれの)背後にあるものである、と考えられていた、というのである。 これをもう少し敷衍すれば、われわれはすべて背中から未来へ入って行く、ということになるであろう。すなわち、Back to the Futureである」 読書とは、本という過去を読んで、現在の自分を見つめなおすことだと思う。そして本棚にはその人の過去がある。(p.292)

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品