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死ねない老人 幻冬舎新書670
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2022/11/02 |
JAN | 9784344986725 |
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死ねない老人
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
インパクトの強いタイトル。 これから高齢になっていく自分自身の親、そして自分の将来。色々な事を考えながら読みました。 私は安らかに眠りたい。でも迷惑はかけたくない。日頃から夫や子ども達と話し合っていきたいトピックです。
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死にたいのに、死ねない。 その理由が家族に迷惑をかけたくないから、だとしたら、そんな悲しい事はない。永遠に続く痛みから解放されたいという事なら、そうしてあげたい。それでも。唯一、自分が自分でいるだけで愛してくれた親に対しできる限り尽くせれば。死にたい気持ちは、一時的な場合もあり...
死にたいのに、死ねない。 その理由が家族に迷惑をかけたくないから、だとしたら、そんな悲しい事はない。永遠に続く痛みから解放されたいという事なら、そうしてあげたい。それでも。唯一、自分が自分でいるだけで愛してくれた親に対しできる限り尽くせれば。死にたい気持ちは、一時的な場合もあり、判断を誤れば取り返せない。それが尊厳死を難しくする。それで良いと思う。死の判断は、難しくて良い。 本書に、終末期医療をどうすべきか、というような話がある。食事ができない病人を胃ろうや点滴で命を繋ぐ事に対し、それで良いのかと。個人的、家族的事情を配慮して機械的に白黒つけない制度であるならば、自由度はあって良いと思う。悪用されなければ、その判断の責任は、当事者同士が負えば良い。その際にコストの事、年金の事を考えて望まぬ判断をするのは避けたいが、それも含めて一つの人生であると考えれば。 本書に書かれている生きがいについて。幕引きの話も重要だが、死にたいと思わない現世に向き合う方が、先ずは大事。人の役に立つこと。好奇心を持って学ぶこと。この2つが、生きがい。突き詰めて考えると、人間にとって一番面白いのは、他者とのコミュニケーションなのだという。 そんなもんかな、と思う。 できる限り面会し、できる限り会話するようにしたい。
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日本は老人が死にたがり、そしてかつ、なかなか死ねないのだという。 それは延命。胃ろうの普及率がとても高い。 しかしそんなのが本当に必要なのだろうか。 老人が死にたがる背景と、もうちょっと自然に死なせてあげようよ、という本。 僕はこの分野に関心があるので、すごく新しい何かを知る、と...
日本は老人が死にたがり、そしてかつ、なかなか死ねないのだという。 それは延命。胃ろうの普及率がとても高い。 しかしそんなのが本当に必要なのだろうか。 老人が死にたがる背景と、もうちょっと自然に死なせてあげようよ、という本。 僕はこの分野に関心があるので、すごく新しい何かを知る、という感じではなかったけれど、書かれていることは多くの人に知ってもらいたいことばかりだ。
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