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ひどい民話を語る会
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ひどい民話を語る会

京極夏彦(著者), 多田克己(著者), 村上健司(著者), 黒史郎(著者)

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ひどい民話を語る会

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/10/27
JAN 9784041123270

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4

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2024/10/02

作家4人が自分の知るひどい民話を披露しあう座談会形式の本。 民話とは大人が子供に語る悪く言えば暇を潰すための話が地域ごとに変化を見せたもの。家族間でするものだし、広くても村単位となればコンプライアンスもないし悪意も無知も盛る。戯画的なキャラクターの意味も答えもない話は楽しい。 屁...

作家4人が自分の知るひどい民話を披露しあう座談会形式の本。 民話とは大人が子供に語る悪く言えば暇を潰すための話が地域ごとに変化を見せたもの。家族間でするものだし、広くても村単位となればコンプライアンスもないし悪意も無知も盛る。戯画的なキャラクターの意味も答えもない話は楽しい。 屁の話が多いのは多分口真似をするからだろうし、便が多いのは笑いにできる一番汚いものだからだろう。子供が好きだし。 隣のじいさんばあさんが悪人で酷い目に遭うのが多いのは、本当に隣の家の不幸を願ってなのではないかしらと邪推。それぐらい削られずに今に残っているし。

Posted by ブクログ

2024/08/24

これは読んでて楽しいぞ。 実にくだらない逸話が盛りだくさんで、なんていうかどうでもいいトリビアを学ぶにはもってこい。 やっぱり下ネタ、屁とウンコが大事なのかー、という鉄板的なひどい話から、理不尽なネタまで、まぁこれくらいの薄いボリュームで読むから楽しいけど、ちゃんとそういう話を真...

これは読んでて楽しいぞ。 実にくだらない逸話が盛りだくさんで、なんていうかどうでもいいトリビアを学ぶにはもってこい。 やっぱり下ネタ、屁とウンコが大事なのかー、という鉄板的なひどい話から、理不尽なネタまで、まぁこれくらいの薄いボリュームで読むから楽しいけど、ちゃんとそういう話を真面目に読んでいるこの人たちも偉いというか暇というか。いやしかし民話的に伝わっただけで価値が出るというのも面白いものよね。 というわけでポリコレの時代にもこんな本が出てくるのってステキ。

Posted by ブクログ

2024/06/13

民話とは、昔話や神話のインディーズ版のようなものだと思う。 村の爺婆が子供たちを喜ばすために、話を盛ったりデフォルメすることで「ひどい民話」が生まれる。 そういう話が今の時代にも資料として残っていることがわかる本。 話の内容はひどいけど。

Posted by ブクログ

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