1,800円以上の注文で送料無料

ひどい民話を語る会
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1220-01-04

ひどい民話を語る会

京極夏彦(著者), 多田克己(著者), 村上健司(著者), 黒史郎(著者)

追加する に追加する

ひどい民話を語る会

定価 ¥1,650

990 定価より660円(40%)おトク

獲得ポイント9P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/10/27
JAN 9784041123270

ひどい民話を語る会

¥990

商品レビュー

4

28件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/11/21

タイトルからしてそのまんまです。「ひどい」っていうのはどういう意味なのかな、と思ったら。下ネタ全開で下品だったり、話の起承転結がしっかりしていなくてあまりに適当だったり。なるほどひどい、だけれどそれが面白いというのはどういうわけなのでしょう。これ、普通に小説とかでやられたら本を壁...

タイトルからしてそのまんまです。「ひどい」っていうのはどういう意味なのかな、と思ったら。下ネタ全開で下品だったり、話の起承転結がしっかりしていなくてあまりに適当だったり。なるほどひどい、だけれどそれが面白いというのはどういうわけなのでしょう。これ、普通に小説とかでやられたら本を壁に投げつけるレベルのお話なのですが、そのひどさすらが面白さの一部になってしまうのか……民話おそるべし。 民話系はけっこう子供の頃に読んだ覚えがあるので一般レベルよりは詳しいはず、と思っています。だけどこれは知らなかった! 桃太郎のおじいさんとおばあさんがなぜ柴刈りと洗濯に行くのか、という謎が解けたのは収穫でした(笑)。なるほどそういう導入部があるのか~。そしてそれもまたひどいね。

Posted by ブクログ

2024/10/02

作家4人が自分の知るひどい民話を披露しあう座談会形式の本。 民話とは大人が子供に語る悪く言えば暇を潰すための話が地域ごとに変化を見せたもの。家族間でするものだし、広くても村単位となればコンプライアンスもないし悪意も無知も盛る。戯画的なキャラクターの意味も答えもない話は楽しい。 屁...

作家4人が自分の知るひどい民話を披露しあう座談会形式の本。 民話とは大人が子供に語る悪く言えば暇を潰すための話が地域ごとに変化を見せたもの。家族間でするものだし、広くても村単位となればコンプライアンスもないし悪意も無知も盛る。戯画的なキャラクターの意味も答えもない話は楽しい。 屁の話が多いのは多分口真似をするからだろうし、便が多いのは笑いにできる一番汚いものだからだろう。子供が好きだし。 隣のじいさんばあさんが悪人で酷い目に遭うのが多いのは、本当に隣の家の不幸を願ってなのではないかしらと邪推。それぐらい削られずに今に残っているし。

Posted by ブクログ

2024/08/24

これは読んでて楽しいぞ。 実にくだらない逸話が盛りだくさんで、なんていうかどうでもいいトリビアを学ぶにはもってこい。 やっぱり下ネタ、屁とウンコが大事なのかー、という鉄板的なひどい話から、理不尽なネタまで、まぁこれくらいの薄いボリュームで読むから楽しいけど、ちゃんとそういう話を真...

これは読んでて楽しいぞ。 実にくだらない逸話が盛りだくさんで、なんていうかどうでもいいトリビアを学ぶにはもってこい。 やっぱり下ネタ、屁とウンコが大事なのかー、という鉄板的なひどい話から、理不尽なネタまで、まぁこれくらいの薄いボリュームで読むから楽しいけど、ちゃんとそういう話を真面目に読んでいるこの人たちも偉いというか暇というか。いやしかし民話的に伝わっただけで価値が出るというのも面白いものよね。 というわけでポリコレの時代にもこんな本が出てくるのってステキ。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す