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ジョン・デューイ 民主主義と教育の哲学 岩波新書1945
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2022/10/21 |
JAN | 9784004319450 |
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ジョン・デューイ
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
今までで1番読書メモをとった本。デューイの思想の奥深さはもちろん、その研究に捧げた上野さんの人生に感服。 探究する人生。そしてコモンマンになる。僕自身教師として、今まではどこかすごいことをするような子どもを、育てようとしていたけど、そんなこともないなと思った。当たり前に前提を疑い、試行錯誤し、反省する。そして、よりよく生きていく。そんな人生を送るのが1番。善か悪か、正解不正解、そんな二元論を超えて、反省的に実践していく。そこで、やはり学校における評価の問題がある。良いものを称賛し、ダメなものを決定する。自分も子どものころ、絵を描いたり、運動したりすごく好きだったけど、評価され比べられて自分の有能感が失われて、嫌いになっていったことが多い。 大人になって、改めてけっこういけるじゃんってことはあるけど、子供にとってとは今が大切で、くだらない評価のために好きなことを嫌いになってほしくないなと思った。 漫画ブルーピリオドでも描かれているように、美大受験のための絵画とか芸大っぽいとか。あるけど、それを超えて、自分の伝えたいこと、表現したいことを表現していいんだと思える。もちろん評価はいろいろあるけどそれでいい。そう思えるようなマインド。 コモンマン。それは現状に対する諦めではなく、今を含めた未来への希望。それをどう自分の行動や仕事に落とし込んでいくか。そこに注力していきたい。 人生をとして、理想的な社会の実現のために思考を重ねたデューイ、そして上野さんの功績を讃えつつ、自分なりにできることを行動で示していきたい。 learning by doing
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【背景】 ①なぜ読むか デューイについて、広く学びたいと思った。 ②何を得たいか デューイの生涯や活動の概要を知る。 ③読後の目標 教育実践とデューイの思想を繋げる。 【著者】上野正道 【出版社】岩波新書 【感想】 デューイの中国訪問及びその影響に関する記述については、かなり興味...
【背景】 ①なぜ読むか デューイについて、広く学びたいと思った。 ②何を得たいか デューイの生涯や活動の概要を知る。 ③読後の目標 教育実践とデューイの思想を繋げる。 【著者】上野正道 【出版社】岩波新書 【感想】 デューイの中国訪問及びその影響に関する記述については、かなり興味をもって読むことになった。そういった影響を日本以外のアジアに与えているとは初耳だった。 経験主義は「這い回る」と揶揄されることもあるが、彼の目指した教育は決して這い回るようなものではなかった。 彼の目指す教育は、今日においても応用することが可能であり、今の時代だからこそ実践しやすい側面もあると思った。
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後半はともかく、前半については、無駄に難しく、かつ、とっちらかった印象を受けましたが、あとがきを読んで、著者のこれまでの経緯を知り、それらの理由が少し納得できました。 デューイについては、「現代の教育は、100年ほど前にデューイが考えていたことを、少しも超えられていないのではな...
後半はともかく、前半については、無駄に難しく、かつ、とっちらかった印象を受けましたが、あとがきを読んで、著者のこれまでの経緯を知り、それらの理由が少し納得できました。 デューイについては、「現代の教育は、100年ほど前にデューイが考えていたことを、少しも超えられていないのではないか」という思いを持ち続けていたこともあり、図書館で見つけたこの本を、手に取りました。 デューイについては、その著書である『学校と社会』でしか知らなかったのですが、教科か子どもか、知識か関心か、科学か生活か、などの二元論を踏まえつつ、二律背反・二項対立を超える姿勢を持ち続けた人だったのですね。 そして、教育学者、というだけでなく、哲学者であり、民主主義について考え続け、啓蒙し続けた人だったのですね。 この本を読んで、デューイの考え方や生き方には、改めて感服しましたし、「デューイを超えられていない」という点については、その意を強くしました。 同時に、教育について、新しいとされている様々な動きがある現代は、まさにデューイを見直すべき時であると思いました。
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