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春いちばん 賀川豊彦の妻ハルのはるかな旅路
定価 ¥2,090
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 家の光協会 |
発売年月日 | 2022/10/19 |
JAN | 9784259547790 |
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春いちばん
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
神戸の主婦は現在のCo-op以前の生活協同組合を「生協さん」と呼んできた 身近でよく知られた創始者「賀川豊彦」 店に入ると「一人は万人のために万人は一人のために」と書かれている でもその妻の名前を知る人はほとんどいない 小説に出てくる「新川」も「こわいとこやから絶対に行ったらだめ...
神戸の主婦は現在のCo-op以前の生活協同組合を「生協さん」と呼んできた 身近でよく知られた創始者「賀川豊彦」 店に入ると「一人は万人のために万人は一人のために」と書かれている でもその妻の名前を知る人はほとんどいない 小説に出てくる「新川」も「こわいとこやから絶対に行ったらだめよ」と言われてきた ここまでの献身ができるのだろうか 胸が痛くなった ハルの過酷な人生を追い、出会い直させてくれた玉岡かおるさん、ありがとうございます 彼女は地域の様々なイベントにも協力的で、たまにお目にかかります 実在した女性にスポットを当て、いきいきと描いてくれる小説、期待しています ≪ 冬を耐え 時代のうねり 春いちばん ≫
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大正から昭和にかけて活躍した運動家、賀川豊彦の妻、ハルが主人公。賀川は共済組合運動、労働運動などを展開し、関東大震災では現地で救援活動を行った。大正時代に出した自伝はベストセラーに。事業でえた資金はすべて救済に使ってしまう。そうした夫に出会うまでの少女期と出合ってからの20~30...
大正から昭和にかけて活躍した運動家、賀川豊彦の妻、ハルが主人公。賀川は共済組合運動、労働運動などを展開し、関東大震災では現地で救援活動を行った。大正時代に出した自伝はベストセラーに。事業でえた資金はすべて救済に使ってしまう。そうした夫に出会うまでの少女期と出合ってからの20~30年を描いている。ほとんど知られていないハルを小説で肉付けしてリアルに描いた。
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初読。図書館。すみません、ご夫婦とも知らなかったです。昭和57年、94歳で亡くなられるまでハルさんが生き抜いたのは激動の時代であったが、その中でも夫に従って自ら選んで過酷な道を戦い抜いた人生だった。暴力に頼らずに平等を追求する理想には、こんなにも多くの障害が立ちはだかるのかとあらためて思い知り、そんな苦境にあっても決して理想を捨てない強さに驚嘆した。玉岡さんが他の著書で描いた人たちも登場して、歴史の重なりを味わった。
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