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夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」
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夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」

和田誠(著者), 矢崎泰久(著者)

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夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ハモニカブックス/トランスビュー
発売年月日 2022/10/10
JAN 9784907349271

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2023/03/21

 1965年に創刊された『話の特集』。わたしがこの雑誌のことを知ったのは,おそらく,大学へ行ってからだと思う。だから,1970年代の後半だ。1995年に休刊するまで,約30年間,日本のアンダーグラウンドな文化を牽引してきたとも言えるだろう。  本書は,その『話の特集』の記事を再録...

 1965年に創刊された『話の特集』。わたしがこの雑誌のことを知ったのは,おそらく,大学へ行ってからだと思う。だから,1970年代の後半だ。1995年に休刊するまで,約30年間,日本のアンダーグラウンドな文化を牽引してきたとも言えるだろう。  本書は,その『話の特集』の記事を再録したり,新しく想い出を書き下ろしたりしてできている。大部分は,再録である。  再録記事の中で特に面白かったのは,インタビューと「雪国」のパロディだ。インタビューは,若いときの高倉健やユージン・スミス,向田邦子,吉永小百合,横尾忠則,宇野亜喜良,そして編集長だった矢野泰久のものがあって,どれも大変内容のある文章だった。  また,「雪国」のパロディは,ほかの著者の特徴を捉えた優れた表現になっている。和田誠が書いたらしい。  『話の特集』は矢野泰久と和田誠が作っていったと言っていいだろう。雑誌には,横尾忠則,山藤章二,篠山紀信,小松左京,小沢昭一,黒柳徹子,永六輔,渥美清,山本直純,五木寛之,野坂昭如,井上ひさし三島由紀夫,寺山修司,赤塚不二夫…などなど蒼々たるメンバーが執筆している。  わたしがよく読んだのは,学生時代の5年間くらいだが,いやー,懐かしい。  久しぶりに,横尾忠則や山藤章二の絵でも見てみるかな。  和田誠は,2019年に鬼籍に入った。合掌。 〈過去の記事より〉 横尾 いつの世の中でも新しいものが出て来るとみんなグロテスクに見えるでしょ。マネも十九世紀の終わりではすごいグロテスクなわけ。自分ではある程度確信もあったね。その頃は言えなかったけど。 和田 みんな横尾ちゃんが好きだから,こんなことをやってたら食えなくなるよっていう言い方をしていたね。僕の方が冷たいかもしれないね。食えなくても,これが面白いって言ってた(笑)。 (本書,219ぺ) 和田 批評するなら自分の責任においてしたい。でも複数で選ぶ選考となると多数決になっちゃうでしょ。多数決がいつもいいとは限らない。たとえば初期の横尾ちゃんの作品は多数決なら落ちるよね。それがデモクラシーじゃないかと言われても困っちゃうことがあるわけね。(本書,247ぺ)

Posted by ブクログ

2022/11/04

https://chikusashobunkan.jimdofree.com/%E9%80%B1%E5%88%8A%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%8810/

Posted by ブクログ