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歌集 ふるさとは赤 新装版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 本阿弥書店 |
発売年月日 | 2021/06/01 |
JAN | 9784776815624 |
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歌集 ふるさとは赤 新装版
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16歳から33歳までに詠んだ短歌の第一歌集。瑞々しく伸びやかな高校生時代の恋愛や、両親に結婚許しを得る訪問の際の歌など、微笑ましくも笑えてくる歌、東日本大震災・原発事故を経て、故郷の福島県浪江町に帰れぬ生活を過ごしている想いなどが、当事者の心の声として詠まれ、心に響いてくる。一方...
16歳から33歳までに詠んだ短歌の第一歌集。瑞々しく伸びやかな高校生時代の恋愛や、両親に結婚許しを得る訪問の際の歌など、微笑ましくも笑えてくる歌、東日本大震災・原発事故を経て、故郷の福島県浪江町に帰れぬ生活を過ごしている想いなどが、当事者の心の声として詠まれ、心に響いてくる。一方で除染作業に従事している友、東電を批判できないと下を向く知人の苦悩にも目が向けられる。 原発事故・コロナを経験して、この10年で感じるのは「想像力の大切さ」とこの歌人はいう。自分の詠んだ歌が誰かを傷つけることがあるかもしれない。しかしそのことを含めて「記憶を風化させないのと同じぐらい美化させないことも大切」と言葉を発し続ける同時代を生きる歌人である。 ※嫌いだった短い睫毛が粉雪を受け止めるような君との出会い ※いつ言うの?いつ言うの?君の太腿をつついてみたりたたいてみたり ※こうなれば帰りの切符の変更して三日目の夕飯時に ※iPad片手に震度を探る人の肩越しに見るふるさとは 赤 ※アルバムの表紙に鼠の歯形あり触れることさえできないでいる。
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