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くちずさみたくなる名詩 愛蔵版
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ワン・パブリッシング |
発売年月日 | 2022/09/29 |
JAN | 9784651202136 |
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くちずさみたくなる名詩 愛蔵版
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最近研修でいくつかの詩の名作に出会い、「やっぱり詩っていいな。でも解釈が難しいし、どうせなら有名な詩や教科書などで親しんだ聞き覚えのある詩がまとめられているもので、解説なんかもついているといいな。」と思って探しました。けっこういろんなものがあったのですが、もともと下重暁子さんが好きなので、これを選びました。「くちずさみたくなる」というタイトルから、音読するのにも良いかなと思いました。 さて、読んでみて、やはり詩の名作が入っていて、聞いたこととのあるフレーズに出会うことができてとても良かったです。解説というよりは、下重さんがその詩にいつ出会い、どんな思いをもっていたかなどのエッセイが添えられていて、なかなか素敵です。高村光太郎の詩には、「この詩は妻智恵子への愛が独りよがりであったことがわかる。女の気持ちがわかってない」というような批判めいた感想が書かれていて面白い。 金子みすゞや石垣りん、茨木のり子のような、いかにも下重さんが選びそうな女性の詩人はもちろん、日本の代表的な詩人、そしてヘッセや孟浩然などの外国の詩人で教科書に載っていた詩人など、多くの詩人の代表作に出会えてとても良かった。 あ、あの詩なんだったけ・・・とうろ覚えの人用に、後ろに「くちずさみ検索」というのが載っていて、有名なフレーズから詩を検索できるようになっているのもナイス!と思いました。 本を読み終わったらすぐメルカリで売りますが、これは死ぬまで携えておいて、老後暇になったら暗唱し、教養ある老人ぶりたいと思います笑。
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