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錯乱 春陽文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春陽堂書店 |
発売年月日 | 2022/09/30 |
JAN | 9784394904236 |
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錯乱
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
池波正太郎さんの命日。 去年生誕100年、だから101年。 池波正太郎といえば、「鬼平犯科帳」、その他諸々。 この方の小説は、いろんな媒体で生き続けているなあと思う 「錯乱」は第43回直木賞受賞作 時代小説歴史小説短編5編 「錯乱」 真田もの 松代藩藩主真田信政が突然亡くなって...
池波正太郎さんの命日。 去年生誕100年、だから101年。 池波正太郎といえば、「鬼平犯科帳」、その他諸々。 この方の小説は、いろんな媒体で生き続けているなあと思う 「錯乱」は第43回直木賞受賞作 時代小説歴史小説短編5編 「錯乱」 真田もの 松代藩藩主真田信政が突然亡くなってのお家騒動 先代藩主は、真田信之(幸村の兄) そしてまだ存命で、この危機をどうするか。 ですが、主人公は父親の代から幕府の隠密として生きてきた男。平常は忠実に真田家を監視していた。一旦任務となるとしたたかに。人生を賭けた潜入の悲劇。 「基盤の首」 真田もの 伊豆守信之の戦渦の中だけでなく 戦の亡くなった世の中での名士ぶり 「刺客」 真田もの 松代藩信州 真田信安を支える家老達の傲慢さに反乱が起こる 真田家の本体の知識が乏しく 私は本来の面白さを楽しめなかったです。 「秘図」 お勤めは真面目で憂さ晴らしに春画を描く男 死際の絵の処理、自分が意識あるうちに中身を見せずに焼かせるのだけど、わかるわー。私も突然の場合は友人にBL本の処分をお願いしてある。 「戝将」 人斬り半次郎 西郷隆盛の傾倒する桐野利秋 西南戦争の死に様が見事
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1960年の直木賞受賞作品「錯乱」ほか4篇収録。読者を楽しませようという思いが伝わってくる受賞作がまず秀逸。他にも「基盤の首」「刺客」が面白かった。
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乾いた文章は好きだけど、登場人物に感情移入できなかったかな。武士道とか男の心意気とかに興味ないからかな。「碁盤の首」はラストのどんでん返しがよかった。
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