東大卒億り人が考案したロジカル株式投資 市場平均を超えるリターンを手に入れる超合理的な方法

東大ぱふぇっと(著者)

• 販売会社／発売会社: SBクリエイティブ
• 発売年月日: 2022/09/27
• JAN: 9784815616076

商品レビュー

2024/11/07

私の知ってるロジカルとは違う

①ロジカル＝アセット集中？分散？？
資産形成期は株式に集中投資という主張があったかと思えば、ウェルスナビでアセットクラスを分散する手法を紹介してくる謎。

②ロジカル＝最新のテクノロジー？
ウェルスナビの手数料1.1%に対し、自分でインデックスの銘柄を購入すれば0.2%以下。この手数料の差が再投資に回る金額にダイレクトに影響することを考えると、手数料の低いファンドを長期保有した方が資産の増えるスピードが高いので合理的。

ロボアドは景気の状況に応じて対応を変えるだけであり、景気そのものをコントロールできるわけではない。

例えば、コロナショックの場合だと、短期的なマイナスを抑えるために株式のウェートを無闇に減らして、その後の回復期の利益を得られなかった。S&P500を自分で購入していた場合の方が長期目線では遥かにリターンが大きくしかもコストは0.1%台で住んでいた。
ウェルスナビはコロナショックの際の実績を自慢していたが、投資経験と金融リテラシーが少しでもある人は真に受けなかったはず。

1000万円分保有していた場合、S&P500なら年1万のコスト、ウェルスナビなら11万円のコスト。そして、リターンはS&P500の方が高い。

少なくとも、リターンとコストの面からロボアドを敢えて選ぶ理由がない。

「不勉強な人は先入観でサービスを選んで損をしますから、投資をするなら最低限の知識はちゃんとつけましょう。」

と怠惰の報いは小さく無いことを説明した方が理にかなっているのでは？

2024/03/08

薄くて読みやすい。
投資の話を開設しているが、基本的な理論や市場の仕組みを解説するだけではなく、ウェルスナビの話から、具体的にどうアクションしたらいいのか自分の状況によって実践できるようになっている。

2024/01/25

資産運用で及第点取るには、ロボアドバイザーを活用する。
時間分散には二つの意味ある。
・投資タイミングの時間分割
・運用の時間分割