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切腹屋
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2022/09/22 |
JAN | 9784334914875 |
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切腹屋
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は今で言う弁護士っぽい仕事の駆け出しで、負けたら切腹させられることになり、死ぬ気で駆けずり回る。相手は裏にヤクザみたいのもついてるし、命を狙われながらも不利な事案を最後は勝ち取る爽快ものだった。こういう仕事ってこの時代からあったんだなというのも勉強になった。
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公事師ってはじめて知った。 “こうじし”かと思ったけど”くじし”だと、読み終えた後に知る。 江戸の風俗の裏側を知るというポジションは、物語になるし、いいとこ見つけたなぁ。
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切腹屋と言っても武家ではなく、若い公事師(弁護士)・辰次の物語です。今の弁護士と異なり、お白洲(裁判所)がプロの介入を嫌うため、裏で糸を引くのが役割。 楽勝と考え「負けたら腹を切りますよ」と大見えを切って仕事を貰ったのは良いが、話を聞いたら全く逆で大劣勢。その上、相手方に付いたの...
切腹屋と言っても武家ではなく、若い公事師(弁護士)・辰次の物語です。今の弁護士と異なり、お白洲(裁判所)がプロの介入を嫌うため、裏で糸を引くのが役割。 楽勝と考え「負けたら腹を切りますよ」と大見えを切って仕事を貰ったのは良いが、話を聞いたら全く逆で大劣勢。その上、相手方に付いたのが人殺しも辞さぬというやり手公事師。知恵は有るものの少し気弱で若い辰次は、周りに小突き回されながら悪戦苦闘。というのは、岩井さんの御得意パターンです。 そこに、公事宿の出戻り娘・おつうが色を添え、さらに大奥を40年勤め上げた藤波ばあさんが良い味を出して。 目を凝らせば穴のあると思われるストーリーながら、軽快に楽しく読める時代小説でした。
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