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ひとり出版入門 つくって売るということ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | よはく舎 |
発売年月日 | 2022/09/23 |
JAN | 9784910327082 |
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ひとり出版入門
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
出版の手順を書いた本ではあるが、この本を読んだからと言ってひとりで本を出版出来るとは思えない 手順はわかったが、大変すぎる事もわかったので、自分ひとりで出版業を始めようと言う考えを踏みとどまるきっかけになる本
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烏兎の庭 第七部 3.2.23 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto07/diary/d2303.html#0302
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いつか自分の書いたものが本になることが夢だった。死んだ後に、何か形のあるものを遺したい。100年後1000年後、何処かの有名な作家が、有名なエッセイか何かにその一節を引用して、私の名前が何処かの星の彼方まで残ってゆく。まぁ男の子ならば一度は見る夢である(←え、ちゃう?)。 実は...
いつか自分の書いたものが本になることが夢だった。死んだ後に、何か形のあるものを遺したい。100年後1000年後、何処かの有名な作家が、有名なエッセイか何かにその一節を引用して、私の名前が何処かの星の彼方まで残ってゆく。まぁ男の子ならば一度は見る夢である(←え、ちゃう?)。 実は、本ということだけならば、今でも数百部発行された記録集が何処かに隠れているし、量だけならばもはや全集規模の私の文章が、web上に漂っている。本名はないが、後世の研究者ならば容易に私の正体を掴めるだろう(^_^;)。←そもそも、何を研究するんやら。 でも、何処かで私の「上製本」が作られて、私の子孫の本棚に埃をかぶって置かれている姿も捨て難い。ひとり出版という形があるのか?それならできるかな‥‥。 違ってた! この本は、自分の趣味で一冊か二冊だけ本を作ろうとかというための本ではなかった。(←前振りが長くてすみません!) 本書は、ただやみくもにひとり出版を勧める本ではありません。実際に自分で始めてみて感じた難しさについても正直に書いています。特に出版を続けるために必要なお金のことなど具体的にまとめました。実際、出版を続けていくためには、計画性や経営感覚も必要になってきます。「この本を読んだら明日から出版社が始められる!」と、みなさんの背中を押すのではなく、むしろ「始める前によく考えて!」という願いを込めました。(9p) ←という本でした。ひとり出版はひとりが何でもかんでもやるのです。そういう意味では、本に関するずっと抱いていたあれやこれやの疑問がかなり氷解しました。結果的に大変面白い本でした。 以下、決して「ひとり出版」するつもりはありませんが、「あ、こういう仕組みになってたんだ」という発見があったところ。 ・印税には保証印税と実売印税があり、前者は売れても売れなくても初版の売り部数を支払う(割合を決めることもある)。あまり売れない場合には、実売印税。書いてもらう前に書面で決めておくこと。 ・コスパを求めて、本の枚数は印刷する時16pの倍数にすれば原価計算が安くなる(16pを2回輪転機を回すだけで印刷できるため)。 ・校正者は専門家にお願いすること。ツテがなければ、共同制作社とか鴎来堂とか専門会社に頼む。 ・刷り部数。例えばデザイン系本を2000部とした場合。書店から受注600、図書館からの受注200、版元直販用300、Amazon用100、献本・見本100、倉庫(予備)700という内訳だったらしい。 ←割と初版を刷っているはずなのにAmazonですぐ欠品になる仕組みがわかった。 ・およそ初版部数の目安。300購買層が限定される作家の作品集など。500一般的な冊子、Zine(同人誌)など。800購買層を予測できる冊子、Zineなど。1000オフセット印刷、書店配本の最小部数。1500やや高額でも購買層を予測できる本。2000購買層を予測できる本。3000以上一般読者を対象とした本。 ←本書は一般書として初版3000部かな。今年9月刊行。10月に第二刷発行。物凄く順調じゃないですか!おめでとうございます♪ ・本の発送料を抑えるために、最少送料(スマートレター180円)を確保するために、厚さ3センチ以下、大きさA4以内にする。因みに本書は240p(16p×15)で、厚さ3センチギリギリ。 ・書店には配本せずに、Amazonと直取引する方法もある(e託)。掛け率は書店流通より下がるが、手続き簡便かつ入金時期が早い。ネット上で知名度がある場合は、これも良い。ただし、Amazonが急に条件を変えることがある。 ・ひとり出版のほとんどが、兼業をしていて、かつ家族と同居していてカネが入らない場合のリスクに備えている。(年1-2冊発行が多い) ◯これ一冊で、ひとり出版の仕事が、ほぼ網羅されている。小説上の人物として想定したら、使える材料が満載。
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