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逃亡小説集 角川文庫
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逃亡小説集 角川文庫

吉田修一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/09/21
JAN 9784041127599

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商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2024/05/06

2024.05.06 良いの作品もあったが、なんだろうこれはという浅いものを感じるものもあり、珠玉の作品集とまではいえない。

Posted by ブクログ

2024/05/02

吉田修一の『犯罪小説集』に続く日常からの逸脱をテーマとした連作短編集。本作品集としての特徴は実際に起こった事件を題材にしていることにあるのですが、解説でも触れられていた通り「日常からの逸脱」自体は吉田修一の他の多くの作品にも描かれる重要テーマ。実際の事件を下敷きにしている本作はそ...

吉田修一の『犯罪小説集』に続く日常からの逸脱をテーマとした連作短編集。本作品集としての特徴は実際に起こった事件を題材にしていることにあるのですが、解説でも触れられていた通り「日常からの逸脱」自体は吉田修一の他の多くの作品にも描かれる重要テーマ。実際の事件を下敷きにしている本作はそうした日常からの逸脱が決して特異なものではなく私たちの日常と地続きのものであることを考えさせてくれる。『犯罪小説集』『逃亡小説集』ときて、次が出るならなんだろうか。

Posted by ブクログ

2023/11/22

いろんな状況で「逃亡」する人々の話。 なんていうか…やりきれなさが拭えない。 つくづく不公平だよなぁと思う、気づいたらどん詰まり。というか始めっから行き詰まっててどうにもならない。もちろんわかってたけど…何かのきっかけでそのことがもう嫌になって、夢を見ているみたいに、アクセル踏み...

いろんな状況で「逃亡」する人々の話。 なんていうか…やりきれなさが拭えない。 つくづく不公平だよなぁと思う、気づいたらどん詰まり。というか始めっから行き詰まっててどうにもならない。もちろんわかってたけど…何かのきっかけでそのことがもう嫌になって、夢を見ているみたいに、アクセル踏み込んで検問突破したり、郵便の荷物を乗せたままフラッとどっかへ行ったり。 逃亡。願望…ですらないのかなぁ。でも長く人生に苦しんでる人が屋上に登ったら死にたいと思ってなくても突発的に飛び降りてしまうみたいなのににてるんじゃないのかな。 悪人の時も思ったけれど、普通の状態なら真っ先に考える「先のこと」が全く考えられなくなってそう。ていうかそんなことは頭にないんだろう。 なんだろ…普段フツーに暮らしてて、突如異常なことが起こって現実逃避(現実感が喪失)してしまうのはよくある、その時は感覚が上滑りして、意識のうわっつらだけで物事が進んでいく感覚。一時的な、とりあえず的なのはよくあるからわかる。 でもそっから「普通」に戻らないってことなんだよな。 逃げろお嬢さん、警察と宿の主人の温度差が滑稽ですごく見てて笑えた。 普通に今日わーって来たのに、いきなり帰れとか怒鳴り散らし始めて。なになに、何いきなり?ちょっと落ち着いてよって…警察からしたら意味がわからんでしょ笑笑

Posted by ブクログ