![ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク ⅩⅧ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001989/0019891212LL.jpg)
- 中古
- 書籍
- 書籍
ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク ⅩⅧ
![ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク ⅩⅧ](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001989/0019891212LL.jpg)
定価 ¥1,760
¥825 定価より935円(53%)おトク
獲得ポイント7P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/09/12 |
JAN | 9784163915913 |
- 書籍
- 書籍
ペットショップ無惨
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ペットショップ無惨
¥825
在庫あり
商品レビュー
3.9
31件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズすべて読んできている。 疾走感が半端ない作品! 真島誠、お前はいつ年を取るんだ? 俺は大分老いぼれてしまったよ。 いつまでも作品の中で年を取らず疾走し続けてくれ!と願うばかり。 今回のお題は ヤングケアラー、賽銭泥棒、マッチングアプリ、ペットショップの裏事情と保健所での保護動物の処分。 ヤングケアラーは事情によっては本当に正解のない問題。今回の話もその正解のないバージョン。誰も悪くないのに、みんな苦しい。何故人に優しくする人が苦しまなければいけないんだろう。 人間は道徳やシステムが発達し過ぎて自分で自分の首を絞めている。生活しているとよくそう思うことがある。 スマートフォンなんて、まさにその悩みの種のひとつでしょ? 便利にあるためのはずの道具なのに、今や皆がその機械に振り回されている。 使いこなしていると思っている人でさえ、ある日突然なくなると困る。そんな状況を使いこなしていると言えるかね。突然使えなくなっても別に困らないという使い方こそが本来使いこなしていると言えるのではないだろうか。 マッチングアプリの話は昔の出会い系でしょ?くらいの感覚。いわゆるヤりたい男の集まるいかがわしい出会い系という認識しかないし、今回の作品も出会いに格好をつけた美人局。そこにエッセンスとして加わったのが、知的障害のある女の子を悪用することと、ゼロワンがその子に惚れてしまうということ。想像のつく展開だったこともあるが、このシリーズの登場人物の恋愛関係の話はかなり淡白。個人的にはもうちょっと詳細を書いてもいいんじゃないかなと思った。前にキングタカシがちょっとポッチャリした自転車好きの女に惚れる話もあった思うが、何でその子?そして、その子は完璧なはずのキングに何で惚れないの?という疑問が解消されなかった回があったことを覚えている。 ペットショップの裏事情は耳の痛い話。最近では保護猫とかがテレビ番組で扱われるようになって、大分注目を集めるようになってきたけど、やはりペットショップの子猫はかわいい。でも、命の重さに差はないはず。見た目と年齢だけで優劣がつけられて、一方は幸せな生涯を送り、一方は処分。あまりにも天国と地獄の境目が大きすぎる。 歯に衣を着せなければ、人間の女性にも当てはまりそうな選別条件だが、行き着く先がこの小動物ほどではない。 もし、少しでも命を大切に思えるなら、相手のことを自分事として考えられるならペットショップなんかではなくて、保護動物を選んで欲しい。小さい生き物は成長した生き物より可愛いけどね。 成長後の生き物だってなかなか悪くはないはずだ。自分だって充分に年を取ってるんだから、同じ立場になったら充分にアピールするだろ?
Posted by
安定の石田衣良著、IWGPのシリーズ。 ドラマを観て以来、マコトは長瀬君、タカシは窪塚君でイメージがついたので、読んでいてもまるで長瀬君の声が聞こえてくるようで。
Posted by
IWGPシリーズは時代を映し出す鏡。刺さるテーマだからこそ、単なる勧善懲悪の一辺倒に収まらない魅力がある。 時代は変わっても、厚い義理人情で結束する変わらないマコト達の関係性は心が打たれる。 リアルの世界で理不尽な立場に置かれる社会的弱者への救いを願わずにいられない。 表題作は近...
IWGPシリーズは時代を映し出す鏡。刺さるテーマだからこそ、単なる勧善懲悪の一辺倒に収まらない魅力がある。 時代は変わっても、厚い義理人情で結束する変わらないマコト達の関係性は心が打たれる。 リアルの世界で理不尽な立場に置かれる社会的弱者への救いを願わずにいられない。 表題作は近作でもトップクラスの衝撃。人間のエゴに巻き込まれ、不条理に命を奪われる動物達の無念さ。やり場のない怒り・悲しみを覚える。現場を見たら動物愛護が過激化するのも頷ける。
Posted by