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教養としての決済
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ゴットフリート・レイブラント(著者), ナターシャ・デ・テラン(著者), 大久保彩(訳者), 上野博(監修)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2022/08/26
JAN 9784492681497

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商品レビュー

3.6

27件のお客様レビュー

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2023/11/08

決済をめぐる30のトピックについて。 クレジットカード発展の歴史や国際決済の高コストの理由、ドルの優位性と、勉強になる点もあった。ただ、一般向けに分かりやすく解説しようとしているせいか、全体的に帯に長く襷に短しの中途半端な印象。

Posted by ブクログ

2023/10/30

図書館で借りた。 歴史的背景を踏まえつつ、最新のフィンテックなども触れ、犯罪などの側面も語り、決済を総合的にまとめ上げる本だ。元が洋書であり、日本人にはちょっと分かりにくく感じる文章も少しあった印象。 イマイチつかみにくい面もあるが、広く決済とは何たるかを学ぶことができた気がす...

図書館で借りた。 歴史的背景を踏まえつつ、最新のフィンテックなども触れ、犯罪などの側面も語り、決済を総合的にまとめ上げる本だ。元が洋書であり、日本人にはちょっと分かりにくく感じる文章も少しあった印象。 イマイチつかみにくい面もあるが、広く決済とは何たるかを学ぶことができた気がする。

Posted by ブクログ

2023/09/30

決済市場は二百ヵ国以上で2.5万の銀行が携わるが、国際取引は15の銀行だという。 「決済とは法律上負債を免除する方法」 冒頭の定義紹介で、まず止まる。自分のペースで言葉を噛み締め、物理的にその文章を行ったり来たり。それこそ読書の醍醐味。そんな感情を改めて感じながら、よくよく考え...

決済市場は二百ヵ国以上で2.5万の銀行が携わるが、国際取引は15の銀行だという。 「決済とは法律上負債を免除する方法」 冒頭の定義紹介で、まず止まる。自分のペースで言葉を噛み締め、物理的にその文章を行ったり来たり。それこそ読書の醍醐味。そんな感情を改めて感じながら、よくよく考える。 なるほど、お金は負債。商品やサービスの対価であり、お金を持つ事で他者の労力を購入する権利を持つのだから。で、先に商品やサービスを受ければ負債が生じるが、お金を払い決済される事で債務は免除されると。で、いつもの癖で思考を広げる。この負債の免除という考えは面白い。お金とは、労働の負債。今あるお金は全て「負債貨幣」であり、誰かの支払い義務を象徴するもの。ちなみに、承認とは、責任の負債。 ジュリアンアサンジのウィキリークスもポルノハブも決済ブロックの対象に。決済をデジタル化すれば、管理統制がし易くなる。そのため、マネーロンダリングや犯罪に使われ易い高額紙幣を見直す動きもある。また、現金にはコストがかかる。輸送、ATMの補充、監視、カウント、集計、分配。金庫やカメラ、装甲に警備。 スウェーデンではコンタントゥプロレット、現金の反乱という、現金存続を主張する組織があり、有事の決済システム停止により国の機能が混乱せぬようアナログとしての現金を保全する法律が施行。しかし、結局ATMが機能しなければ現金も役立たず。ATMもデジタル決済である事を見逃しているのだ。 現金派?電子通貨派?上述からは、電子通貨の方が良さそうだが、どうしても国に好き勝手管理されたり、システム不具合の不安感があり、完全にどちらか、とは言えない。

Posted by ブクログ

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