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それでも僕は東大に合格したかった
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それでも僕は東大に合格したかった

西岡壱誠(著者)

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それでも僕は東大に合格したかった

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/09/22
JAN 9784103547716

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2024/01/10

自分を変えるために東大を目指した少年(青年)の物語。 作者西岡壱誠氏の「自伝的」小説ということだ。 西岡氏には以前より関心があり、書いた物を読んだり、youtubeを観たりしていたので予備知識はあった。そこから判断するに、「自伝的」といっても事実は1割程度で9割はフィクションだろ...

自分を変えるために東大を目指した少年(青年)の物語。 作者西岡壱誠氏の「自伝的」小説ということだ。 西岡氏には以前より関心があり、書いた物を読んだり、youtubeを観たりしていたので予備知識はあった。そこから判断するに、「自伝的」といっても事実は1割程度で9割はフィクションだろう。 だが、事実かどうかは問題ではない。9割がたフィクションでストーリー展開も強引だが、西岡氏の「これを伝えたいんだ!」という思いがあふれている。だから、感動的な場面が何箇所もあった(プロの小説家でないせいか表現が稚拙で、そのせいで感動が薄れてしまったところもあるが)。 ドイツでの話は特によかった。この部分だけ読み返してもよいかも知れない。 以下引用。 ・俺らなんて偶然生まれて、自然の摂理で死んでいく生き物だから、生きる意味とか生まれてきた理由とかそんなものはない。 ・生きる意味も、これからの未来も、わからないままに、それでも懸命に手を伸ばして、闘う。その軌跡こそが、「生きる」ってことだ。 ・そうして生きた先で、そんな分が悪い闘いをした先で、その軌跡に誰かが意味を与えてくれるかもしれない。 ・人間が生きる意味を、強いて見出せるとするならば、それだけだ。誰かが意味を与えてくれること、つまりは「次に繋げる」ことだけなんだよ。 それにしても誰が読むべきかが全くわからない本だ。 高校生がこれを読んでも東大を目指そうとは思わないだろうし、受験生が求めているのはこの内容ではないだろう。かといって40代以降の人が読むには青臭すぎるし。 そう考えると30代くらいかなとも思うが、その年代の人が手に取ることはないだろう。 つまり、売れない。 まあ、個人的には悪くない本ではあった。

Posted by ブクログ