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震える天秤 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2022/08/24 |
| JAN | 9784041125380 |

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商品レビュー
3.5
118件のお客様レビュー
高齢ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違いによる死亡事故。 一見そう見える事故だが、取材を続けていくうちに次々と違った側面が見えてくる。 果たして事故なのか、事件なのか。 物語としては面白いのですが、最初から最後まで主人公が好きになれなかった…。 自分の中の正義を振りかざし...
高齢ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違いによる死亡事故。 一見そう見える事故だが、取材を続けていくうちに次々と違った側面が見えてくる。 果たして事故なのか、事件なのか。 物語としては面白いのですが、最初から最後まで主人公が好きになれなかった…。 自分の中の正義を振りかざしているけれど、未成年相手に強引に取材を続けようとしたり、悪態を付いて内心バカにしているような相手に、深夜でも時間構わず取材に行ったり。 過去の記事によって深い傷を負った風な事を言っている割には、同じようなスタンスを貫く。 とにかく偉そうにしている感じが嫌で、最後まで読めば少しは印象が変わるかと思って頑張って読みましたが…やっぱりダメでした。 フリーライターってそんなに偉いのかな…。 新人刑事とかの設定なら納得いったのかもしれません。 ストーリーは面白かったのですが、最後までそこが拭えず残念でした。
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「高齢ドライバーの運転操作ミスによる事故」という、現代社会においての悲劇。本作はそれを入り口にしながらも、蓋を開ければ「埜ヶ谷村」という閉鎖空間に潜むドロドロとした因習の闇へと読者を突き落とす物語だった。 執念の取材の末に律が辿り着く真相は、私たちがニュースの報道から想像するよ...
「高齢ドライバーの運転操作ミスによる事故」という、現代社会においての悲劇。本作はそれを入り口にしながらも、蓋を開ければ「埜ヶ谷村」という閉鎖空間に潜むドロドロとした因習の闇へと読者を突き落とす物語だった。 執念の取材の末に律が辿り着く真相は、私たちがニュースの報道から想像するような「分かりやすい構図」をあっけなく裏切っていく。 この重い着地を前に、律が下した選択に「正しさ」など存在しない。世間に公表すればさらなる破壊を呼び、胸に収めれば隠蔽の共犯者となる。どちらに傾いても救いのないその選択の重みを受け止めながら、彼の心の天秤は、これから生涯震え続けるだろう。 道中のサスペンスが非常にじっとりと緊迫感に満ちていただけに、この結末への収束の仕方は、読者によって少し好みが分かれるかもしれない。社会派ミステリとしてのスケール感を期待すると、終盤の着地がやや内向きで、こじんまりとした印象に映る部分もある。すっきりとしたカタルシスというよりは、どこか割り切れない余韻を静かに噛みしめるような幕引きだった。
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現実的に考えれば許されないけど、最後の判断はとても共感できる。 読んでて私も「許せない!」って思ったし、私がもしおじいさんの立場だったらそうしてたかもしれないと思いました。 残りの人生を捨ててでも殺したいと思う人に会うことはないと思うけど、その判断をしてしまったということは相当憎...
現実的に考えれば許されないけど、最後の判断はとても共感できる。 読んでて私も「許せない!」って思ったし、私がもしおじいさんの立場だったらそうしてたかもしれないと思いました。 残りの人生を捨ててでも殺したいと思う人に会うことはないと思うけど、その判断をしてしまったということは相当憎かったんだなと思いました。 後半にかけてどんどん引き込まれていって気づけばもう読み終えていました。
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