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震える天秤 角川文庫
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震える天秤 角川文庫

染井為人(著者)

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震える天秤 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/08/24
JAN 9784041125380

震える天秤

¥440

商品レビュー

3.5

47件のお客様レビュー

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2024/09/14

 ジャーナリストに苦悩はつきもの。知って辛く伝えて苦しく、不本意な一過性は世間の批判が集まるターゲット。  池袋で起こった事故をきっかけに高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違えることが良くある事と認識されるようになった。近年は逆走による衝突に変わりつつある。いずれも子供が死傷する...

 ジャーナリストに苦悩はつきもの。知って辛く伝えて苦しく、不本意な一過性は世間の批判が集まるターゲット。  池袋で起こった事故をきっかけに高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違えることが良くある事と認識されるようになった。近年は逆走による衝突に変わりつつある。いずれも子供が死傷する被害がでるのがとても辛い。  高齢者が至近距離から急加速してコンビニに激突する死亡事故は訳ありの結末だったのかもしれない。防犯カメラの映像から紐解く真実は天秤を微かに揺らす。主人公が出す結論の是非は読み手にも悩まされる。つい自分でも酒を煽ってしまった。飲んでも決まらないのに。

Posted by ブクログ

2024/07/22

最近、高齢者ドライバーが、良く店に突っ込むって事故ある! アクセルとブレーキ間違えたみたいな。 間違えた事ないから分からんけど、あり得んの?とは思う。 その影響で、勝手に止まってくれるシステムも出来て良かったけど、そういう人らが使ってるかは不明。 まぁ、ドアミラー擦ったりは、...

最近、高齢者ドライバーが、良く店に突っ込むって事故ある! アクセルとブレーキ間違えたみたいな。 間違えた事ないから分からんけど、あり得んの?とは思う。 その影響で、勝手に止まってくれるシステムも出来て良かったけど、そういう人らが使ってるかは不明。 まぁ、ドアミラー擦ったりは、良くある(^_^;) この間なんか、家にクルマ停めて、ドアミラー見るとカバーがなくなってる〜!近くやったので、歩いて取りに行って、事なきを得たけど(~_~;) そんな判断出来ん人が、クルマ運転したら、走る凶器なんで、何とかして欲しい! でも、うちの辺なら、まだ、歩いて、業務スーパーなり、ドラッグストアあるけど、田舎に住んでて、クルマないと何にも出来ん地方に住んでるとどうか… 運転あかんのは確かやけど、クルマに代わる仕組みは要るな。生きていかれへんし。 で、本題。 何か、クルマがコンビニに突っ込んで、店長が死んでまう。 痴呆と思われるおじいちゃんが、アクセルとブレーキ間違えたって! また、その時の事、あんまり憶えてない… 最近、流行りの事故か? そういう今時のを記事にしようと動き出す律。 しかし、妙な… 家から2時間もかけて行けるか〜コンビニまで… 軽トラなんで、マニュアルやで!そんなん運転出来んの?… ちなみに、私は、もうマニュアル車は、運転出来んかも。オートマしか最近乗ってないし。 そんな疑問を持ち、ジャーナリスト魂で真実を探る。 まぁ、ええんかな。最後はこれで。 ジャーナリストとしての義務と、人間としての良心を載せた天秤をどちらに傾けるかを自分で決めた訳やし。 ぼくが免許を手放すときは、ふつうでなくなったときだ。 たが、ぼくはそこに気付けるだろうか。自分がふつうの運動能力、感覚を失ったことを認められるだろうか。ぼくはいつどこで、自動車の運転から引退するのだろう。 それはもしかしたら、ブレーキを踏んだつもりがアクセルを踏み、取り返しのつかない事故を起こしたときかもしれない。 あとがきより。 ********* 何故か「デッド寿司」 (Amazonプライム・ビデオにあった!) 各国の映画祭で、プレミア上映されてんねんな。大した映画祭やないかもしれんけど。 感想と言ってもね… スプラッターになるんかな? 製薬会社の怪しい薬で、ゾンビ化。 それも寿司が… 何で寿司やねん!ってツッコミする気がなくなるくらい、呆れるくらいアホらしい。 これが、この監督の真骨頂とはいえ^^; 襲ってくるけど、松崎しげるさんの歌声には負ける。(高周波とかなんか分からん) 何故か、たまごちゃん(寿司ね^^;)だけ、ゾンビ化しても味方。まぁ、可愛い(-。-; 主人公の女の子は、寿司に打ち勝つんやけど、まぁ、どっちでもええ〜 下らなさ過ぎるのを逆に楽しむ作品。 3倍速で楽しみました!(−_−;)

Posted by ブクログ

2024/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

去年の夏、同じ著者の「暑い夏」を読んでかなり面白かったので、今年も角川文庫の夏のラインナップに入っていたので購入しました。文庫の裏書きにも「社会派ミステリ」と書いてあったのでかなり期待して読んだのですが、「暑い夏」を越えられませんでした。でもまぁ、面白かったです。 テーマが高齢ドライバの事故。アクセルとブレーキの踏み間違いってやつ。うちの父も80でまだ運転しているので、人ごとじゃない。地方だと車がないと生活できないっていう実態もわかる。 小説では、高齢ドライバーの事故を取材しに行った週刊誌の記者が、これはただの踏み間違い事故じゃないなって直感して、村の人たちに取材して真相を突き止める、という内容です。 これだけ「高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違い事故」が多発している(もしくはよく報道されるので多発しているような印象をうける)昨今、もしそのような事故でドライバーが認知症だったら刑が軽くなるなら、認知症のふりをして憎い相手をひき殺すって考える人がいてもおかしくないかも?と思いました。 実際、アクセルとブレーキの踏み間違いで事故を起こした場合、どれくらいの刑を課されているんだろう・・・?その事故そのものよりも、認知機能が衰えているのに運転を止めなかった(家族が止めさせなかった)ことの方に、責任があるのではないだろうか?だけど認知機能が衰えている当の本人は、自分ではその判断ができないから、難しいですよね。 このお話では、事故を起こした高齢者と、ひき殺されt被害者と、現場に居合わせたアルバイト店員の奇妙なつながりが明らかになっていって、最初のつながりは、「まぁそうよね」と予想できたんだけど、だんだん繋がりが複雑になってきて「おぉ!そうきたか!」となります。でもさらに次の段階で、もう、そこまで来たら無理矢理すぎる・・・と思いました。第二段階くらいで終末に向かってほしかった。 代々村の巫女を務める家庭の少女が、高校にも行かず村の巫女として生きることを受け入れているのも不自然だし(そんな村、今でもあるのか?)、村の独自の税で少女を養っているみたいなのも、無理があるような? 村の許嫁の制度やらも、ちょっと無理ありすぎ、と思いました。 あと、最後は記者の想像だけで結論が出ちゃったのが残念。着地点が見つからなかったわけではなくて、最初からそういう結論にもっていくつもりだったとしても、もうちょっと「真実が明らかに!」ってなってほしかった。もしかして、間違ってアクセルを踏み込んでしまったときのドライバーの心理は、永遠に解明できないっていうテーマなのだろうか?!そうかもしれない。そうだったらやはり怖い。

Posted by ブクログ

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