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君だけの僕。僕だけの君。
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君だけの僕。僕だけの君。

千乃うさぎ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文芸社
発売年月日 2022/09/01
JAN 9784286239316

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2025/01/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 昭和58年3月、宇都宮での中学受験専門の学習塾に通わされることになった小5の塚本美波は、そこで同じ小学校で違うクラスの黒田和馬に出会い仲良くなる。黒田内科クリニック医院長を父に持つ和馬は、母を交通事故で亡くしていた。美波と和馬は塾終わりによくキャラメルリボンを食べており、学校では話さない2人にとって大切な時間だった。別々の中学に合格した2人は疎遠になる。 父の転勤で高校2年春に引っ越した美波は同じタイミングで転校してきた村瀬君に片思いをしていたが、バレンタインの日に渡そうとしていたチョコが同級生の女子に隠され捨てられ、翌日なぜか美波と村瀬が付き合っていると話題になっていたことで恋は成就せず、同級生で美波の親友と自称していた本田麻子(後に阪神大震災で死去)を疑い喧嘩別れした。高校3年の秋に受験疲れなどから精神科を受診するようになり、受験に失敗した美波はオーバードーズで自殺を図るが一命をとりとめる。 その後、コールセンターで働く美波は元同僚の真奈美に大内正也(まぁ君)を紹介され付き合い始めたものの、まぁ君の元カノの妊娠や職場のゴタゴタで連絡がつかなくなったことをきっかけに、真奈美と大喧嘩しまぁ君とも別れた。結婚できない、仕事も出来ない、心のバランスを再び崩した美波は父親に新しい精神病院を探してもらった。その病院の川上院長や、29歳の年に同窓会支援サイトで再会し連絡を取り合うようになっていた和馬に相談しながら日々を過ごしていた。 川上医院に通って1年ほどたったクリスマス、川上から、自分は村瀬であること、パートナーの看護師真宙のこと、大学合格発表の日に和馬が飛び降り自殺を図り後遺症で車椅子生活をしていること、和馬が結婚していて子供がいるのはうそだったこと、想い合っている2人を会わせるかさんざん悩んだこと、村瀬も小学生のとき同じ塾に行っていて和馬と親しくしていたことなど聞かされ、和馬とも再会をはたし、愛を確かめ合う。年越しダブルデートで、川上院長と真宙はいずれ和歌山で精神科の断薬のためのNPOを立ち上げてカウンセリングや心理療法、ヨガや瞑想のレッスンを開く予定であることを聞かされる。和馬も大学院卒業を卒業し、和歌山に行くことにするが、ヘルパーの資格をとった美波は和歌山に行くことを悩んでいた。ただ、やっと和馬の隣にいられる自分になれたと美波は感じていた。 【感想】 自分が好きだった人、自分を慕ってくれていた人に再会できたなら…自分の小学生時代の淡い恋心を思い出す。こんなに思い合える愛は素敵だが背景がリアルでもあり残酷でもある。 登場人物それぞれに生きていく上での苦悩があり感情移入出来るし、改めて生きづらい世の中だと痛感する。後半会話文が多いのと話が飛ぶのでよくわからない描写があったが読みやすい。 作者も言うように、「私たちがありのままで幸せを感じる、心の病にならなくてもいい優しい穏やかな世の中になりますように」

Posted by ブクログ