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原発再稼働 葬られた過酷事故の教訓 集英社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/08/17 |
JAN | 9784087212280 |
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原発再稼働 葬られた過酷事故の教訓
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
ここまでいくと嫌がらせです。 重箱の隅を楊枝でほじくるとはこのことでしょう。 本人はいたって真面目で重要な論点だと思っていますが、もっと本質的なところを取り上げてほしい。 例えば、過酷事象の各社の対応(評価)は適切なのか、規制庁の審査対応はどのようなものでどのようなコメントを...
ここまでいくと嫌がらせです。 重箱の隅を楊枝でほじくるとはこのことでしょう。 本人はいたって真面目で重要な論点だと思っていますが、もっと本質的なところを取り上げてほしい。 例えば、過酷事象の各社の対応(評価)は適切なのか、規制庁の審査対応はどのようなものでどのようなコメントをしたのか、を取材してほしい。 自分がわかりそうな火山灰とか過酷事象での避難時の避難場所の一人当たりスペースが適切か、だとかは素人にはわかりやすそうなテーマであるがもっとジャーナリズムを発揮するべきテーマがあるでしょ。 ちなみ後者の避難時のスペースについては国は一人当たり2m2を基準としているが、国際的には3m2を使うべきだ!と記載されているが、そうじゃないでしょ。あたなは3.11で避難して体育館で1か月暮らしたことのある人を取材したことがありますか?そこで避難者は3m2あれば何とかやっていけると言ってましたか? あと必要なのは2m2とか3m2とかの議論ではなく、何か避難所で困りましたか、何があればよかったですかをヒアリングして、今の政府の避難計画の避難場所(多くは学校の体育館)にはそれが十分備わっていますか、というのを確認することでしょ。 筆者がやっているのは、国際的な3m2使ってないじゃないか!という子供のような指摘であり、もっとも本質的なところを指摘してほしい。 が、筆者の指摘の一つである、規制庁が十分機能していないというのは大いに同意である。 彼らは自分たちで審査する能力がないのにも関わらず、資料を確認しなくてはならないので、資料の体裁とかわからない部分は事業者に補足資料を作ってくるように依頼する。 極めつけは、明確な規制基準を示さずに、事業者で考えろ!というバカ規制。規制基準が明確でないので事業者で考えて持っていくと、あーでもないこーでもない、とコメントしてじゃあ明確な基準を示してくださいよ、というと、お通夜のようにしーんと静まり返る。 あほなのかな。 (で、事故が起きると、事業者が悪者になってしまう。事業者が想定外を考えていないからだ、と。その規制基準を作るのは事業者ではなく、規制側でしょ。)
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「行きつく先は民主主義の崩壊」…それでは済まない。原発事故は一つ間違えば、地球上の生命体の存続すら脅かす。「規制しない規制委」と「避難先がない避難計画」。2つの調査報道が安全対策の杜撰さを明らかにする。再稼働を止めるという結論はない。それは誰が決めたのか?ハリポテでも安全対策はで...
「行きつく先は民主主義の崩壊」…それでは済まない。原発事故は一つ間違えば、地球上の生命体の存続すら脅かす。「規制しない規制委」と「避難先がない避難計画」。2つの調査報道が安全対策の杜撰さを明らかにする。再稼働を止めるという結論はない。それは誰が決めたのか?ハリポテでも安全対策はできているということにする。本当に必要ならばこそ、緻密な事前対策が重要なのではないか。現場にモチベーションがないことは明らか。どんなに電力危機を煽られても原発は選択肢にはならない。当局の不誠実さを思えば、本当に危機なのかすら怪しい。
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避難計画の杜撰差など明らかにした内容もさることながら、記者としての駆け引きや戦略がつぶさに見られて大変参考になる。ジャーナリストを目指す人にぜひ読んでいただきたい。情報公開はやはり必要なことだと実感できる。
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