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日本の中絶 ちくま新書1677
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日本の中絶 ちくま新書1677

塚原久美(著者)

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日本の中絶 ちくま新書1677

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/08/08
JAN 9784480074997

日本の中絶

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商品レビュー

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2023/10/26

高橋新書ガイドから。こちらはどちらかというと第三者目線。だからこその、産科医療への厳しい視点が興味深い。確かに、利権絡みで旧態依然とした医療がまかり通っているとしたら、それは社会にとっての不利益。ただそもそも、自身の経験としても感じたことだけど、出産が保険適応外ってのが意味不明。...

高橋新書ガイドから。こちらはどちらかというと第三者目線。だからこその、産科医療への厳しい視点が興味深い。確かに、利権絡みで旧態依然とした医療がまかり通っているとしたら、それは社会にとっての不利益。ただそもそも、自身の経験としても感じたことだけど、出産が保険適応外ってのが意味不明。それがために生じている祖語も少なくない、ってことを、本書で改めて思い知らされた次第。あと、水子供養って概念が比較的新しいものである、ってのもちょっとビックリ。これも感じていたことだけど、確かにおかしな概念だもんな。生を受けていない存在が、なぜに現生を呪う?極論すれば、つけ込み詐欺、みたいなもんだわな。

Posted by ブクログ

2023/03/29

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11533278

Posted by ブクログ

2023/02/01

新聞の書評を見て手に取りました。日本の中絶をめぐる現状と欧米諸国のそれとかなり大きな違いがあり、怒りとショックを覚えました。暴利ともいえる中絶費用、安全とは言えない方法で行われている手術、100年以上変わらない刑法、中絶は女の罪と罪悪視する習慣、中絶を経験した女性の罪悪感に付け込...

新聞の書評を見て手に取りました。日本の中絶をめぐる現状と欧米諸国のそれとかなり大きな違いがあり、怒りとショックを覚えました。暴利ともいえる中絶費用、安全とは言えない方法で行われている手術、100年以上変わらない刑法、中絶は女の罪と罪悪視する習慣、中絶を経験した女性の罪悪感に付け込んだ『水子供養』の悪徳商法。世界では安全で安価な経口中絶薬が主流で、本人の意思のみで中絶できますが、日本では配偶者の同意が必要だったり、搔爬法によりすぐに処置できない場合があったり、自由診療のため異常に費用が高額だったり、また精神的なケアもほぼ皆無で、様々な面で女性を虐げている現状です。もし、安全で安価な経口中絶薬が適正価格で日本でも承認されれば、救われる女性は沢山いると思います。中絶は罪悪ではなく、よりよく生きるための1つの選択肢であり、女性と少女の人権です。この本は男女問わず、多くの人に読んで貰いたいなと思いました。

Posted by ブクログ

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