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新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙(Ⅷ) 電撃文庫
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新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙(Ⅷ) 電撃文庫

支倉凍砂(著者), 文倉十(イラスト)

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新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙(Ⅷ) 電撃文庫

定価 ¥924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/08/10
JAN 9784049144604

新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙(Ⅷ)

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商品レビュー

4.7

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みんなの感想まとめ
  • 王国の陰謀
  • 大学都市
  • 聖典印刷の冒険
  • 仲間との絆
  • 過去の苦悩
  • 成長の旅
  • 公会議の真偽
  • 使者の使命
  • 賢者の狼
  • 新キャラクター

物語は、主人公コルとミューリが大学都市アケントへ向かう旅を描いています。彼らは聖典の印刷に必要な資材を求め、同時に公会議の真偽を探る重要な任務を担っています。新たに登場するキャラクターたちが物語に新しい風を吹き込み、王国の情勢を揺るがす事件が進行中です。特に、コルが抱える過去の苦い記憶と、ミューリとの信頼関係の深化が、彼らの成長に大きく寄与しています。ストーリーは緊張感に満ち、キャラクターたちの内面的な葛藤も描かれ、読み応えがあります。全体として、支倉の筆致が生み出すバランスの良い展開が魅力的で、次の展開が待ち遠しくなる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまで村を出てから長きにわたって二人が活躍してきたウィンフィール王国での憂いも無くなったおかげで、本作では物語の舞台もいよいよ教会組織がはるかに強固な大陸側に移ってきている。これまでは何か困ったことがあれば、ハイランドに頼ることができた二人も、この大陸では大っぴらな活動ができないために、何か問題があれば自分たちで解決しなければならない。とはいえ、人ならざるものや教皇庁から抜け出してきたカナンのおかげで、それほど実際には問題なく冒険を進めていけることができるようだ。 そして、大陸で最初の冒険の舞台となるのは、かつてコルが進学の勉強をするために訪れた学問都市であるアケント。この街では、学問の勉強に夢破れた元学生たちや、神学の学位を求める人間に多額の寄付金や謝礼を要求する教授たちといった様々な現世の欲が渦巻いており、コルは久しぶりの訪問とともに苦い思い出を飲み下す必要がある。 今でもコルがいた頃と変わらぬ問題が存在するこの街で、ミューリとコルは一匹の狼の「人ならざる者」と出会う。「賢者の狼」という二つ名を持つ彼女はルティアと名乗り、ミューリにとっては旅に出て初めて出会う狼の人ならざる者だ。前シリーズの『狼と香辛料』では、ミューリの名の元となった”狼の人ならざる者”によって構成されている傭兵団であるミューリ傭兵団いたはずなのだが、どうやらこのルティアというのは大陸のかなり奥まったところにいたらしく、そのような狼の人ならざるものには出会っていないらしい。ミューリもすっかり傭兵団のことを忘れていたのか、普通に狼の人ならざるものたちと初めてであったかのような振る舞いを見せる。 第8巻では、そのルティアとホロ、そしてミューリがこのアテントの街で学生たちのトラブルを解決し、同時にコルの昔の怨念も見事に消し去るという展開を見せるわけだが、おそらく著者が本当に描きたかったと思っているのはそこではないだろう。 あとがきで自分が書きたかったプロットを無事に書けたと言っていたのだが、今回のテーマは「人ならざるもの」が永遠に生きることの悲しみを久しぶりに正面から描きたかったのではないだろうか。 思い出してみれば、前のシリーズである『狼と香辛料』では、永遠に生きることの虚無を抱えたホロに対して、ロレンスが彼女の人生から見れば一瞬であったとしても、その後永遠に残る何かを残すために奮闘するというのが一貫したテーマだった。 その後、永遠に残りつづけるであろうミューリが生まれたおかげで、ホロにとっては少なくとも孤独はなくなった・・・というのが、本作の形だ。 しかし、その他の人ならざる者にとっては、このテーマは永遠に考え続けなければならないことは変わらない。これまでにこの『狼と羊皮紙』シリーズで出てきた”人ならざる者”は、時にはその運命を悠久の中で受け入れ、時には人と交わることで、ひと時とはいえ、生きる張り合いを得てきたように見える。しかし、本作におけるルティアは、その”ひと時”をすでに失ってしまった。人ならざる者がどのように生きていかなければならないのか、といったテーマを改めて読者とミューリに突きつける結果となる。 この8巻では、コルの神学上の悩みの一つとなっている「この世界が本当は丸いのか」といった世界に関する大きな問題の解決を託すという、やや変化球の課題をルティアに与えることで、彼女の心の穴を一時的に埋める方法をコルは選択する。しかし、劇中でミューリが一時暴れたように、この冒険が終わってしまえば、コルも曖昧にしているジューリとの関係と、ミューリだけが永遠に生き続けるものであると言う事実と向き合わなければならない時が来る。 『狼と香辛料』が最終的にホロとロレンスの間に横たわっていたその問題を一時的にとはいえハッピーエンドで解決したように、このシリーズでもきっと何らかの方法でハッピーエンドを迎えるようにするのは間違いない・・のだが、なにせコルは今の所ミューリと結婚する気はないし、一方で世界のはてを探しに行くには残された巻数が少なすぎるということで、一体どのように決着をつけるのか、その辺りも本作の楽しみとして提示されたというところだろう。

Posted by ブクログ

2022/10/21

エピソードとしてはとても秀逸だった。話の理屈としては少し無理やりなところもある気がするが……。 新しいキャラがとても好みなので今後も物語に絡んでほしい。

Posted by ブクログ

2022/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやあ、なかなか感動的だった。 特にラストのコルとルティアの対決に心高ぶった。 王国でのお話がしばらく続いてたわけだけど、今回はついに舞台は大きく動いて大陸側の大学都市。 香辛料でも行かなかったさらに南の地だった。 そこでミューリが初めて出会う仲間の狼の化身。 その時の互いの驚きようが可笑しかった。 そして賢者の狼と名乗るルティアがその由来話として北の地にいる伝説の狼の話を語るところでなんとも胸が一杯になった。 シリーズを長く読んできた者として、ここはニヤッとするところなのだろうけど、自分はそれ以上にうるっと来てしまった。 逆にミューリ達がその狼のことをルティアに明かさなかったことは少し意外に思った。 今巻では珍しく怒られてべそをかくミューリが見れてそれはそれでかわいい(バカ) そしてラストのルティアとコルとの対決は、さすが子供の頃から狼と暮らしているコルがこう言う場面では珍しく一枚上手だったなあ。 それにしても北の地のことを最後までルティアに話さなかったのはあくまでこのお話は狼と羊皮紙で香辛料ではないと言う事なのかな この先、教会の公会議へ向けてまた大きな問題が待ち受けていそうで、次巻も待ち遠しい

Posted by ブクログ

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