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古来稀なる大目付(6) 知られざる敵 二見時代小説文庫
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古来稀なる大目付(6) 知られざる敵 二見時代小説文庫

藤水名子(著者)

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古来稀なる大目付(6) 知られざる敵 二見時代小説文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 2022/07/26
JAN 9784576221106

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古来稀なる大目付(6)

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2022/11/10

八代将軍 吉宗から「大目付になれ!」と言われた、古希の松波三郎兵衛正春。 大名たちに、不正を暴くために、孫の勘九郎共々活躍姿と、どちらも悪態をつきながらも、相手の事を心配する所が、とてつもなく、愛情を感じる。 作者藤水名子氏の この本の出だしもいい。 博徒同士の喧嘩から始まるの...

八代将軍 吉宗から「大目付になれ!」と言われた、古希の松波三郎兵衛正春。 大名たちに、不正を暴くために、孫の勘九郎共々活躍姿と、どちらも悪態をつきながらも、相手の事を心配する所が、とてつもなく、愛情を感じる。 作者藤水名子氏の この本の出だしもいい。 博徒同士の喧嘩から始まるのだけど、懸命逃げ出す者と追いかける様 自体、表現が上手い。 翻筋斗うって、・・・もんどりうって、と、送り仮名が無いと読めないのだが、上手い表現で、なくても、読めてしまう雰囲気にさせる。 読んでいても、老獪な武士の根性が、座っているし、又、稲生正武との心の中を読み取るような会話が、痛烈に面白い。 又、駒木根家の秘密は、「王子と乞食」の話のような内容であり、お家のための窮屈さの嫡男、そして、一方は、何でも金で世の中を渡れると考える双子の弟。 抜け荷の処罰にも、腐心する。 稲生正武のお家事情も、弟のように思っていた常陸介の存在。 50年前に遡り、三郎兵衛は、突き止める。 憎々しいと、思いながらも、憎み切れずにいる所など、好きな好々爺である。 それなのに、剣の腕前が凄い。 お付きの桐野も好きな登場人物であるが、最後の尾張屋吉右衛門の登場に、これから、どうなるのだろうと、作品が待ち遠しくなる終わり方であった。

Posted by ブクログ

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