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無縁社会の葬儀と墓 死者との過去・現在・未来
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2022/07/25 |
JAN | 9784642082068 |
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無縁社会の葬儀と墓
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無縁社会の葬儀と墓
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お墓ってなんだろう。 仏壇ってなんだろう。 ご先祖さまをお祀りする場、なのだろうと思うが、物質としてはただの木や石でしかない。 宗教的にみたら、どうなんだろう。 例えば、仏教的には。キリスト教的には。 なんだかよくわからない。 死とはなんだろう。 死者本人にとっての死とは。 ...
お墓ってなんだろう。 仏壇ってなんだろう。 ご先祖さまをお祀りする場、なのだろうと思うが、物質としてはただの木や石でしかない。 宗教的にみたら、どうなんだろう。 例えば、仏教的には。キリスト教的には。 なんだかよくわからない。 死とはなんだろう。 死者本人にとっての死とは。 そこには答えはないはず。 だから墓石は蹴倒してよい。 仏壇なんか粗大ゴミそのまま出せばよい。 というのも乱暴に思う。 一方、それらにかかるコストたるや、相当なもの。 子供に任せて、上手くやってくれ、も可哀想。 考えて、こうなかぁ、というところの見取り図くらいは感じられるようにしておくってものかな。 と、思ってこの本を手にとった。 いくつかの論文で構成された本。 なかでも、問芝志保さんの「家墓と家墓批判の歴史社会学」は、上記のもやもやを整理することに役立った。 関東大震災、大東亜戦争。 人口構成、都市への人口集中。 イデオロギー、その背景にある新興産業。 様々な要因が絡んで、今の姿があること。 また、将来も変わっていくだろうということ。 頭を整理するための情報整理ができた。 良著。 こうした目立たない論文にも、我が意を得たり、と思う一文を見つけることができて、爽やかな気持ちになることができた。 ありがとうございました。
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