1,800円以上の注文で送料無料

NHK100分de名著ブックス 太宰治 斜陽 名もなき「声」の物語
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1220-02-17

NHK100分de名著ブックス 太宰治 斜陽 名もなき「声」の物語

高橋源一郎(著者)

追加する に追加する

NHK100分de名著ブックス 太宰治 斜陽 名もなき「声」の物語

定価 ¥1,100

935 定価より165円(15%)おトク

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2022/07/25
JAN 9784140819036

NHK100分de名著ブックス 太宰治 斜陽

¥935

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/11/15

太宰治の本を読まなきゃと思った。恥ずかしながら、何となく、きちんと読んでいなかった。この解釈をもとに読んでみたい。

Posted by ブクログ

2022/11/09

確か高校生の時、「そうだ太宰を読もう!」と手にしたのが「人間失格」。 読み進めていくうちにどんどんと「嫌な」気分に陥ってしまい、半分も読むことが出来なかった。それまでに読んだことがある太宰作品は学校の授業で読んだ(小学校か中学校、どちらだか忘れてしまった)「走れメロス」だけ。そん...

確か高校生の時、「そうだ太宰を読もう!」と手にしたのが「人間失格」。 読み進めていくうちにどんどんと「嫌な」気分に陥ってしまい、半分も読むことが出来なかった。それまでに読んだことがある太宰作品は学校の授業で読んだ(小学校か中学校、どちらだか忘れてしまった)「走れメロス」だけ。そんな人間が軽い気持ちで「人間失格」を選んだのが間違いだったのかも知れない。何しろ有名な作品だから。 それ以降、僕の中で「太宰治」は「嫌な」作品を書く作家の烙印が押されてしまった。トラウマ、とまでは行かないまでもそれ以降一切太宰治には近づかなかった。 じゃ、なんでこんな「太宰治 斜陽: 名もなき『声』の物語」なんて本を読んだかというと、高橋源一郎のファンだから。あるいは「大好きな作家である高橋源一郎だったら、僕の太宰治に対する苦手意識を払拭してくれるかも」なんてことが無意識に動いていたかもしれない。そして、多分そんな無意識な期待に見事に答えてくれたように思う。 読んだタイミングも良かったのかも知れない。今まで以上に「戦争」が実感としてヒシヒシと伝わってくる今の時代と、太宰が残した戦時中、戦後の作品とが奇妙にマッチしてくる。特に「散華」という作品は実にずっしりと重たく響いてくる。 僕に「そうだもう一度太宰を読んでみよう!」と思わせてくれただけでも、この本を読んだ価値はあったと思う。影響を受けやすい単純な僕は、既に「斜陽」と森見登美彦編による太宰の傑作選を買ってしまった。まあブックオフで買ったのだけれど。

Posted by ブクログ

2022/10/25

太宰治、高橋源一郎、という作家の素晴らしさがヒシヒシと伝わってきた。 太宰が「散華」等戦時中に作品に込めた思いを思うと胸が苦しくなってくる。 源一郎さんの解説によって、新たな太宰が、見えてきた。 私も、恥ずかしがらず、太宰が好きと声を高らかに言おうと思った。

Posted by ブクログ