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史的システムとしての資本主義 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2022/07/16 |
| JAN | 9784003840016 |
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史的システムとしての資本主義
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
ウォーラーステイン氏の資本主義論。 資本主義の歴史的全容に迫る。 この本が資本主義全盛の1995年に書かれたことに驚き。氏は当時を資本主義の秋と表現していたが、現在は冬も通りすぎ、終焉を迎えている。
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資本主義に限らず、「史的システム」はその内部に矛盾を抱えている。資本主義における矛盾とは、平等性と不平等性(普遍主義と人種/性差別、富と搾取の増大など)である。 史的システムとしての資本主義は16世紀の西ヨーロッパに端を発し、現代に至るまで500年ほど存続してきた安定的なシステム...
資本主義に限らず、「史的システム」はその内部に矛盾を抱えている。資本主義における矛盾とは、平等性と不平等性(普遍主義と人種/性差別、富と搾取の増大など)である。 史的システムとしての資本主義は16世紀の西ヨーロッパに端を発し、現代に至るまで500年ほど存続してきた安定的なシステムであったが、その拡大と維持に必要である、新たな周辺(搾取対象)の供給に陰りが見えており、緩やかな崩壊が始まっているように思われる。 次を担う史的システムの詳細を予見することは不可能に近いが、幾つかの粗いシナリオを準備しておくことは可能であろう。
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面白かったです。非常に説得的であるとともに、これほどまでに資本主義というシステムを、あたかもそのシステム外から冷静に分析したかのように論じている本はなかなかないのではないでしょうか。資本主義という史的システムは、資本を蓄積していくこと、しかもその終わりがないことを特徴としています...
面白かったです。非常に説得的であるとともに、これほどまでに資本主義というシステムを、あたかもそのシステム外から冷静に分析したかのように論じている本はなかなかないのではないでしょうか。資本主義という史的システムは、資本を蓄積していくこと、しかもその終わりがないことを特徴としていますが、これがいかに馬鹿げているかをウォーラーステインは冒頭できっぱり述べています。 そのうえでマルクスをはじめとした多くの識者が論じてきた資本主義の見方がいかに間違っているかについて説明します。例えばブルジョア革命という概念。資本主義は、多くの人が信じているような、新階級であるブルジョアジーが貴族を打倒してできたシステムではなく、没落しつつあった封建貴族が生き残りのために新システムを生み出し、自身がブルジョアジーに変身したのだと論じます。 そうなると資本主義が終焉する場合に、どのような終わり方をするのか、について興味深い選択肢が見えます。サミール・アミンがいうところの「退廃」と「革命」があって、前者は古代ローマ帝国のように資本主義が没落するシナリオ、それに対して後者の革命は、何らかの力によって違う史的システムが意図的に生み出されるシナリオです。しかも後者の革命には、先述の貴族→ブルジョアジーという管理的革命も含まれるのならば、現在世界の資本主義を牛耳っている一部の資本家・資産家が、立場を変えつつ新しい史的システムを生み出し、その中心になり続ける、というパターンもあり得るわけです。 ウォーラーステインは、システムの中の矛盾に注目せよと言います。それらを注意深く見ることで、そのシステムがまだ継続できるのか、もう生き残れないのかがわかるのだと。資本主義は矛盾を抱えることで自身の目的を達成する(資本を永久に蓄積する)システムではありますが、いいかえれば非常に危ういシステムでもあります。そして著者が指摘しているように、万物の商品化が極限まで進んだこと、資本主義の浸透範囲が地球の隅々にまでわたってきた昨今の状況を見るにつれ、システム内の矛盾を吸収する余地はなくなってきたようにも見えます。「21世紀のどこかであらたな史的システムに置き換わるであろう」という著者の予言が、とても説得力のあるものと感じました。
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