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アイヌのことを考えながら北海道を歩いてみた 失われたカムイ伝説とアイヌの歴史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ユサブル |
発売年月日 | 2022/07/14 |
JAN | 9784909249470 |
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アイヌのことを考えながら北海道を歩いてみた
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
北海道内を巡る紀行文。 ブログのような軽い文章だが、開拓の歴史の背後に隠れているアイヌ文化や、権力に逆らった者を囚人として働かせていた歴史にまなざしを向ける社会派の面もある。 観光目線でない北海道旅行のレポートとして参考になる。著者が食べ物好きなので食レポがたびたび入るのはご愛嬌...
北海道内を巡る紀行文。 ブログのような軽い文章だが、開拓の歴史の背後に隠れているアイヌ文化や、権力に逆らった者を囚人として働かせていた歴史にまなざしを向ける社会派の面もある。 観光目線でない北海道旅行のレポートとして参考になる。著者が食べ物好きなので食レポがたびたび入るのはご愛嬌。
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- ネタバレ
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アイヌ、今 西浦宏己 新泉社1984年出版 ブクログで検索してみたが見当たらず ダムは川を死なせる 山本多助エカシ 日本列島に残る旧地名をアイヌ語で解読し、アイヌ文化が日本文化を基底にあることを自らの力で探ることで、戦前から始めたと言うその追跡調査は今年で50年近くにもなり、日本国内はもとより、一時は樺太、沿海州にも足を伸ばしたと言う 53年前阿寒湖畔コタンを訪ねたことを思い出す 文字があると言う事は、それはそれで便利なことに違いないけれど、そのために脳の働きまで退化する。ますます人間の記憶力は衰える
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こういう旅の仕方はいいものです。 テーマを持って、関連した場所を巡るのです。 時間が無ければ何回かに分けてでも良い。 この本での旅のテーマは「アイヌ」です。 ゴールデンカムイなどの影響で北海道ではアイヌ を観光の目玉に据えようとしているらしいです。 それにより東京から観光客...
こういう旅の仕方はいいものです。 テーマを持って、関連した場所を巡るのです。 時間が無ければ何回かに分けてでも良い。 この本での旅のテーマは「アイヌ」です。 ゴールデンカムイなどの影響で北海道ではアイヌ を観光の目玉に据えようとしているらしいです。 それにより東京から観光客が大勢来てくれるかど うかではなく、いわゆる「ハコモノ」が作れるか らだそうです。 なんとなくの知識では見えてこないハコモノが、 テーマを持って訪れた人にとって全く無駄である ことが見えてきます。 まさに著者はその眼力を持って、各地のアイヌ関 連施設を訪れています。 実際には和人はアイヌを開拓の際に追い出してし まった歴史があります。 著者の眼力は、そういった本当の北海道の姿を浮 かび上がらせます。 何より著者は、全て公共交通機関を使って北海道 を移動しているのです。 そこではアイヌだけでない別の弱者も切り捨てら れようとしている姿も見えてきます。 やっぱり旅は歩きだ、と再認識させられる一冊で す。
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