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デジタル空間とどう向き合うか 情報的健康の実現をめざして 日経プレミアシリーズ
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デジタル空間とどう向き合うか 情報的健康の実現をめざして 日経プレミアシリーズ

鳥海不二夫(著者), 山本龍彦(著者)

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デジタル空間とどう向き合うか 情報的健康の実現をめざして 日経プレミアシリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日経BP/日経BPマーケティン
発売年月日 2022/07/09
JAN 9784296114337

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デジタル空間とどう向き合うか

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商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2025/05/18
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p4 アテンションエコノミー ソーシャルポルノ p20 ノーベル経済学賞 1978 ハバートサイモン 1960年代後半、情報経済においては人々のアテンション=関心が通貨のように取引されるようになると予言した アテンションエコノミー 1997 マイケルゴールドハーバー p31 近代は、個々人が自ら意思決定できるという理性的な人間像を前提に、法律や社会のシステムが出来上がっている。 理性的ではない人間を前提に社会システムを考える p58 ダニング=クルーガー効果 能力が低い人ほど、自分に対して過大な評価をする傾向 p82 フィルターバブルやエコーチェンバーが発生すると何が問題か? 分断や極化が加速する p107 セイレーンサーバー セイレーン ホメーロスの叙事詩オデュッセイアに登場する海の魔女 美しく魅惑的な歌声で航海している人たちをひきつけ、最終的には食べてしまう恐ろしい魔女 現代のプラットフォームも、ユーザーが抗いがたい、魅力的で刺激的なコンテンツを提供してユーザのアテンションを引き、そのデータや財産を食い物にしている データやアルゴリズムにより高度化したアテンションエコノミーは、確かにセイレーンに匹敵するような恐ろしさがあるかもしれません p110 言論空間は、思想がその説得力を競い合う場から、いかにユーザを刺激してその脊髄反射的反応をえるかという、刺激の競争の場へと変容している p111 アテンションエコノミーでは、情報の質や信頼性よりも、いかにユーザの認知バイアスを刺激してクリックを得るかがビジネス上重要になる

Posted by ブクログ

2025/04/06

インターネットをはじめとするITの隆盛により、全ての人間が自由に様々な情報にアクセスできるようになり、言論の自由が確保され、自主的な意思決定が可能となる民主主義にとって望ましい世界が実現する…とかいう牧歌的な理想論を信じる人間は既に存在せず、現実はアテンションエコノミーに支配され...

インターネットをはじめとするITの隆盛により、全ての人間が自由に様々な情報にアクセスできるようになり、言論の自由が確保され、自主的な意思決定が可能となる民主主義にとって望ましい世界が実現する…とかいう牧歌的な理想論を信じる人間は既に存在せず、現実はアテンションエコノミーに支配され、フィルターバブルとエコーチェンバーにより、一方的で偏った情報に認知空間が支配され、行動が誘導される、そういったディストピアが実現してしまった。 そういったディストピアに対し、プラットフォーマーに対する法的な規制により対処していくことも当然考えられるが、著者らは情報的健康という概念を提唱し、健康診断と予防といったより穏健な手法により、ディストピアを緩和していくべきという考えである。 体の健康と同等な、情報的健康を測る尺度の導出とそのためのデータの蓄積が課題であると思われるが、主張に対して異論はない。 技術の進展に対応して、民主主義(あるいはそれに代わる考えでもよいが)を防御・維持していくための技術的な仕組みが必要であり、現在はその過渡期なのだと思われる。 国や、あるいは著者らのような有識者がそういった仕組みを考えるべきなのかもしれないが、民主主義として、主(ぬし)たる国民一人一人が、民主主義としてあるべき情報空間について考えていかないといけない時代なのかもしれない。 話は変わるが、本書を読んでいると、アルゴリズムによりフィルターバブルを作り上げる巨大ITプラットフォームが悪で、テレビや新聞のような従来型メディアの方が良いみたいな風に読めてしまうが、それは本当にそうかなと思う。 私は野球が大嫌いであるが、テレビを見ると、見たくもないのに大谷大谷、プロ野球プロ野球と、見たくない情報を強制的に見せられる、逆フィルターバブルが発生している。 従来型メディアも、一方的に見せたい情報を強制的に見せるという点で、巨大ITプラットフォームと何ら変わっていない。 どちらかが善か悪かという話ではなく、お互いの良さを組み合わせて、人間社会として望ましい情報空間を作り上げていくべきなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/04/15

エコーチェンバー現象などにより視野が狭くなり、自己の信条が強化され、フェイクニュースなどへの耐性が弱くなる世界。完全な自由報道、アテンションエコノミーに対する適切な規制などが提言されているが、政治的な視点が強く見えたので、効果があるのか疑問。情報に振り回される人がこの世界に疲れて...

エコーチェンバー現象などにより視野が狭くなり、自己の信条が強化され、フェイクニュースなどへの耐性が弱くなる世界。完全な自由報道、アテンションエコノミーに対する適切な規制などが提言されているが、政治的な視点が強く見えたので、効果があるのか疑問。情報に振り回される人がこの世界に疲れて、適度に情報から隔離されることの利点を再認識できるようにならないと難しいかも。ネットは無くても生きていける。ネット社会といい、AIの発達といい、放っておくとモノを考えない人間が増殖する。

Posted by ブクログ