私を整えるごはん

サニー早苗(著者)

• 販売会社／発売会社: WAVE出版
• 発売年月日: 2022/07/08
• JAN: 9784866214238

商品レビュー

2024/06/04

【動機】からだを整える日常ごはんを知りたくて

自分の体調が悪いときこそ、ごはん（食事）の持つ力のおおきさ、可能性を実感できる。ひとくちひとくちなにを口にするか、健康でいるときより、ずっと大切になる。

食事を整えていくために、どこから手をつけるか？
それを考え始めるときに本書があれば心強いだろう。
また読みたくなるかも知れないので★５。

2024/04/04

(2024/04/04　15min)

料理をするときの心構え。
スッと心が軽やかになり、台所に向かう意欲が湧いてくる。

2023/12/01

図書館で人気の本だったようで読んでみました。

私、食事をないがしろにしていた。
食事＝カロリーを取る、出来ればいいものを、くらいの気持ちでいました。食事を食べるという行為？作業？のように考えていました。
こちらの書籍を読んで、猛省。
ダメですね。
こういう気持ちで食べることに向き合っていては。
著者のこのフレーズで目が覚めました。

”食べ物をいただく、ということは、栄養だけとっているわけではなく、その時間、空間、感覚すべてをエネルギーとしていただいているのです。”（抜粋）

私は昼食をとる時、在宅ワークという事もあり、一人で食事をしているのですが、もの寂しくなるのでYou tubeみたり、ラジオをきいたりしながら食事をとっていたんですよね。
食事というよりも情報収集の方がメインになっていて、食べるのは単なる作業となっていました。
意識が食べる方に全く向いていない状態。
これは食べ物に対して失礼な行為であったことに気づきました。本を読んでいただくとわかるのですが、食べ物は地球からいただいた生命体（豚でもナスでも命はある）なんですよね。
いただきものに対してその態度はないだろ！と悪しき習慣を改めることにしました。
せめて最初の一口くらいは、食べ物に対して感謝の気持ちを抱きながらいただこうと思います。

読んでて思ったのは、衣食住の”食”は私たちの体を作るのに直結しているのに、ないがしろにしやすい項目だなぁと。
健康であることが当たり前だと思っているから、何食べても一緒と思ってしまうのかもしれません。
あと、体に悪いものをとっても、すぐにどこかが悪くなるわけではないので、「ちょっとくらい」が常習化しやすいんですよね。
（それが何十年か後に爆発したりするから怖いのですが）
食事、食べる事に対して、きちんと向き合おうと思わせてくれた本です。

食事に対してこんな風に思っている方にこそ読んで欲しい！
・私、食事の準備が面倒で仕方ないんだけど！
・毎回メニューを考えるのが修行のようでキツイ。
・食べたらなくなるんだから何食べたっていいじゃない。
紹介しているレシピは、近所のスーパーでそろうものばかり。そして、簡単です。日常生活に取り入れやすいのでお勧めです。
私はレシピの梨のコンポートを作ってみようと思いました。

食べる事を大切にしていきたいですね。