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インド大反乱一八五七年 ちくま学芸文庫
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インド大反乱一八五七年 ちくま学芸文庫

長崎暢子(著者)

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インド大反乱一八五七年 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/07/09
JAN 9784480511294

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商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2022/09/28

 中公新書で読もうと思ったときには品切れになってしまい、今般学芸文庫入りしてやっと入手できたことが、まずもって嬉しい。  セポイの反乱という言い方は古いらしい。インド人兵士=シパーヒーによる蜂起で始まったインド大反乱。始まった年代と、イギリスの直接統治になったことくらいしか記憶...

 中公新書で読もうと思ったときには品切れになってしまい、今般学芸文庫入りしてやっと入手できたことが、まずもって嬉しい。  セポイの反乱という言い方は古いらしい。インド人兵士=シパーヒーによる蜂起で始まったインド大反乱。始まった年代と、イギリスの直接統治になったことくらいしか記憶に残っていなかったので、本書を読んで、この反乱の全体像がだいぶイメージできるようになった。  反乱軍がムガール帝国皇帝を担ぎ出したが、その皇帝自身も一族で指揮官として担がれた者たちも実際の役には立たず、また反乱側も一枚岩ではなかったため統一的な行動が取れず、それが結局はイギリスの反攻を許してしまう結果になったことなど、初めて知ることが多く、とても興味深く読めた。  特に第3章「反乱と農村社会」は、農村地域の社会構成を通して反乱との関係を分析している。あまりページも割かれていないので、初学者にとっては理解が難しいが、なるほどと頷かされる。  第4章は、デリーでの反乱が鎮圧されても、1859年1月まで各地で反乱が続いており(初めて聞く名前ばかりだったが)、王妃を含め活躍した人物を紹介しながら叙述が進む。  インドと言っても、宗教やカースト等の身分制度、反乱の中心となった階層等実に多様であり、それらを反映して反乱の様相も異なるようだが、それらを著者は手際良くコンパクトに纏めてくれている。

Posted by ブクログ

2022/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった!1857年の「セポイの反乱」、教科書で銃の薬包に豚の脂が塗ってあったのが原因、と書いてあったのを覚えているくらいだったけど、実際の複雑な経緯と推移がすっきり書かれてあって楽しく読めた。一人の兵士が馴染みの娼婦に反乱の計画を打ち明けるところから始まり、闇夜に村から村と渡っていくチャパティの噂など臨場感たっぷりの筆者の語りに引き込まれる。皇帝・大地主・中小の地主・兵士・農民といった立場と地域によってさまざまな思惑と行動があり、一時はイギリスを圧倒する大反乱につながり、そして瓦解していく…。皇帝などの反乱にかかわることになった重要人物たちの本心や思惑は謎が多いということだけど、そんな話の中に時折著者の呆れや感嘆が率直につづられているのも面白かった。

Posted by ブクログ

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