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突然の奈落 レヴィンソン&リンク劇場 扶桑社ミステリー
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突然の奈落 レヴィンソン&リンク劇場 扶桑社ミステリー

リチャード・レヴィンソン(著者), ウィリアム・リンク(著者), 後藤安彦(訳者)

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突然の奈落 レヴィンソン&リンク劇場 扶桑社ミステリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2022/07/02
JAN 9784594091729

突然の奈落

¥715

商品レビュー

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2024/01/26

アメリカの作家ウィリアム・リンクとリチャード・レヴィンソンの共著の長篇ミステリ作品『レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落(原題:Shooting Script and Other Mysteries)』を読みました。 ウィリアム・リンクとリチャード・レヴィンソンの共著は、...

アメリカの作家ウィリアム・リンクとリチャード・レヴィンソンの共著の長篇ミステリ作品『レヴィンソン&リンク劇場 突然の奈落(原題:Shooting Script and Other Mysteries)』を読みました。 ウィリアム・リンクとリチャード・レヴィンソンの共著は、昨年3月に読んだ『刑事コロンボ サーカス殺人事件』以来なので約1年振りですね。 -----story------------- 『刑事コロンボ』をはじめとする数々の推理ドラマで世界中を魅了した名コンビは、戦後アメリカ黄金時代のミステリー雑誌を飾った短編作家でもありました。 その貴重な作品をお届けする〈レヴィンソン&リンク劇場〉完結編! 長年勤めた会社を退職する男の最後の計画とは? 妻を殺した夫が落ちた罠とは? 極寒の米軍施設で兵士が知った犯罪とは? 人生のさまざまなシーンで起こる多様な事件をあざやかに描きだし、予想外の結末に導く手練の技を、ぜひご堪能ください。 ----------------------- アメリカのミステリ専門誌『アルフレッド・ヒッチコック・マガジン』等に1959年(昭和34年)から1966年(昭和41年)に発表された短篇を収録し、2022年(令和4年)に刊行された作品です。  ■ミセス・ケンプが見ていた(Suddenly, There Was Mrs. Kemp )1959/川副智子 訳  ■生き残り作戦(Operation Staying-Alive)1959/仁木めぐみ 訳  ■鳥の巣の百ドル(The Hundred-Dollar Bird’s Nest )1959/上條ひろみ 訳  ■最後のギャンブル(One for the Road )1959/中井京子 訳  ■記憶力ゲーム(Memory Game)1959/小堀さとみ 訳  ■氏名不詳、住所不詳、身元不詳(No Name, Address, Identify)1961/高橋知子 訳  ■ちょっとした事故(Small Accident)1961/木村二郎 訳  ■歴史の一区切り(The End of an Era )1962/後藤安彦 訳  ■最高の水族館(Top-Flight Aquarium )1962/後藤安彦 訳  ■ロビーにいた男(The Man in the Lobby )1966/川副智子 訳  ■解説 二杯目もアメリカン~レヴィンソン&リンクの短篇世界 小山正 予想外の結末に導く手練の技が見事に発揮された作品ばかりで愉しめましたねー 面白かったし、1篇が20ページ程度なので、とても読みやすかったですね……そんな中で特に印象に残ったのは、、、 妻を自殺に見せかけて殺すことに成功した男に脅迫者から電話が掛かってくる……脅迫者と殺人者の攻防の果てに思わぬ切り札が示される『ミセス・ケンプが見ていた』、 贅沢な生活を夢想する貧乏医師……ついつい犯罪に手を染める決断をしてしまう人物の皮肉な結末を描いた『鳥の巣の百ドル』、 抜群の記憶力を持つ男……肝心な時に実力を発揮することができない男の悲哀を描いたコントのようなオチの『記憶力ゲーム』、 自動車にはねられて記憶喪失になった男……唯一残された手掛かりはポケットに残された医師の名刺と1,000ドル紙幣をもとに自分の過去を探ろうとする『氏名不詳、住所不詳、身元不詳』、 15年間勤めた会社を退職する男が、彼に残された誰にも言えない大仕事を仕上げようとする……伏線の張り方と意表な展開が愉しめる『歴史の一区切り』、 の5作品かな……好みの作品ばかりで気軽に読めて満足必至の逸品揃いでしたねー この作品の前に『レヴィンソン&リンク劇場 皮肉な終幕』という作品が刊行されているようなので、こちらも読んでみたいな。

Posted by ブクログ

2022/11/14

一冊目の方がインパクトのある話が多かったけれど、二冊目は最後の数行であっけらかんと引っくり返してしまうような『こなれた』印象を感じた。『鳥の巣の百ドル』、『最高の水族館』などの、欲張り過ぎたから痛い目を見るという、なかなかヘヴィーなジョークが多く、苦笑したり震えあがったり。そこが...

一冊目の方がインパクトのある話が多かったけれど、二冊目は最後の数行であっけらかんと引っくり返してしまうような『こなれた』印象を感じた。『鳥の巣の百ドル』、『最高の水族館』などの、欲張り過ぎたから痛い目を見るという、なかなかヘヴィーなジョークが多く、苦笑したり震えあがったり。そこが面白い。『氏名不詳、住所不詳、身元不詳』のオチの付け方があまりにも予想外で、だから気に入ってしまった。

Posted by ブクログ

2022/07/17

リチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクの二人はテレビミステリードラマ「刑事コロンボ」の原案作者。その二人が書いた短編のミステリー集。 なるほど捻りが効いた話が多い。

Posted by ブクログ

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