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狼たちの宴 扶桑社ミステリー
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狼たちの宴 扶桑社ミステリー

アレックス・ベール(著者), 小津薫(訳者)

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狼たちの宴 扶桑社ミステリー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2022/07/02
JAN 9784594091057

狼たちの宴

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商品レビュー

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2022/08/31

1942年ドイツ、ユダヤ人なのにゲシュタポの凄腕捜査官アドルフ・ヴァイスマンに成りすまし、前作で殺人事件を解決したイザーク。女性連続殺人事件の担当にさせられた。ウルスラがイザークを愛することに嫉妬する新聞記者バッハマイヤーが、彼を貶めようとする・・・ ドキドキしながら読んだ。イ...

1942年ドイツ、ユダヤ人なのにゲシュタポの凄腕捜査官アドルフ・ヴァイスマンに成りすまし、前作で殺人事件を解決したイザーク。女性連続殺人事件の担当にさせられた。ウルスラがイザークを愛することに嫉妬する新聞記者バッハマイヤーが、彼を貶めようとする・・・ ドキドキしながら読んだ。イザークはナチス・ドイツの機密情報をレジスタンスに流すため危ない橋を渡る。まるで自分がユダヤ人として当時のドイツにいるかのように。 今でいうなら、トランプ支持者だらけになった共和党内で反トランプを掲げるようなものか。

Posted by ブクログ

2022/07/06

一気読みの第一巻『狼たちの城』から一転、第二巻の本作は、こまめな休憩と深呼吸が必要な、緊張に次ぐ緊張の物語だった。 1942年4月、イザーク・ルビンシュタインは、まだ、アドルフ・ヴァイスマンとして、ニュルンベルクにいた。 ユダヤ人の古書店店主であった彼が、ゲシュタポ犯罪捜査官と...

一気読みの第一巻『狼たちの城』から一転、第二巻の本作は、こまめな休憩と深呼吸が必要な、緊張に次ぐ緊張の物語だった。 1942年4月、イザーク・ルビンシュタインは、まだ、アドルフ・ヴァイスマンとして、ニュルンベルクにいた。 ユダヤ人の古書店店主であった彼が、ゲシュタポ犯罪捜査官として、活動することになった経緯は、『狼たちの城』にある。 正体を隠しながら、犯罪捜査もスパイ活動もするというイザークに、彼には悪いが、私は時に笑い声をあげながら、ワクワクハラハラ他にない楽しい時間を過ごした。 それがどうだ。 この『狼たちの宴』でのイザークは、ナチス高官の晩餐会に呼ばれ、ハイル・ヒトラーな会話をさせられ、現在の恋人に勘ぐられ、本命の女性とはろくに会えもせず、恋敵に恨まれ、正体を怪しまれ、殺人事件の捜査に追い込まれる。彼をよく思わないベテラン捜査官に密着されながらだ。 イザーク大丈夫? そろそろ、逃げたほうが・・・・・・ たびたび思うのだが、そう簡単に逃げられやしないのだ。 でも、大丈夫! イザークなら、色々すべてをうまく運んで、殺人事件も見事に解決して、すっかり逃げされるに違いない! そう、きっと、たぶん・・・・・・ 本編もさりながら、作者アレックス・ベールのあとがきが、読み応えのあるものだった。 作者がいかにナチ政権下のドイツを、調べに調べ尽くして作品を書いたかが伺える。 特に、マスメディアの有り様について、詳しく述べられている。 しかしこのイザーク・ルビンシュタインという男、よくもまあこんなに嘘やごまかしが次々と出てくるものだ。 きっとよほどの蓄積が脳内にあるに違いない。 これだから、読書家は信用ならない。

Posted by ブクログ

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