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バナナの種はどこへいった? 生きのこりをかけた植物のヒミツの生態
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バナナの種はどこへいった? 生きのこりをかけた植物のヒミツの生態

川幡智佳(著者)

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バナナの種はどこへいった? 生きのこりをかけた植物のヒミツの生態

定価 ¥1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実務教育出版
発売年月日 2022/06/29
JAN 9784788913356

バナナの種はどこへいった?

¥935

商品レビュー

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2023/07/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

植物たちの生存競争…それは人間界に負けず劣らず凄まじい。 植物は他の生き物と違い、自分で動くことはしない代わりに光合成により自分で栄養分も作れるし、自分の置かれた環境に合わせて体だって自在に作り変えることもできる。弱肉強食の世界にあって効率良く生き残るために、他者との「競争」と「共存」を繰り返し地球上で生き抜いている。 特に花粉を運んでくれる虫との駆け引きが面白い。いかに他の植物を出し抜いて虫たちを惹きつけられるか。植物たちの頭脳戦には驚かされてばかり。体を変形させたり花を咲かせる時間帯を変えたり。一方で虫は当てにならない、と虫を見限り風を頼ったりもする。 もちろん天敵対策も万全。他の生き物に擬態したりと抜け目ない。 人間などの生き物に踏まれることにより進化した植物もいて、四つ葉のクローバーが踏みつけなどのストレスによりたまたま生まれたものとは驚いた。人間も植物にいつの間にか踊らされて知らずしらずの内に種子を運ばされていたとは。人間に踏まれるように工夫する植物たちの強かさにも驚いた。 植物たちが作り出す化学物質は特に興味深い。匂いや毒を作り近寄ってくる敵に対して容赦なく立ち向かう。植物たちの生き残る意思の強さはぜひ見習いたい、と思える一冊だった。

Posted by ブクログ

2023/05/09

ちゃんと意思を持って系統立てて自分の体の構造を変化させて競争して適合してる。 「他と同じことしてたら自分が繁栄しないから出し抜くための戦略」ってそれはもうビジネスモデル。 動物の生態系を管理してるのも実は植物なんじゃないかと。共依存だろうけど。 にしても、もしかして、人間の発明と...

ちゃんと意思を持って系統立てて自分の体の構造を変化させて競争して適合してる。 「他と同じことしてたら自分が繁栄しないから出し抜くための戦略」ってそれはもうビジネスモデル。 動物の生態系を管理してるのも実は植物なんじゃないかと。共依存だろうけど。 にしても、もしかして、人間の発明とされるものって植物と昆虫のモデルでもう既にあるものを人間語に翻訳して実用化してるだけじゃないんかと思えてきたし、多分こういう事をすぐ思うって事は誰か言ってるよね。 凄い…本当凄い…

Posted by ブクログ

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