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WHOLE BRAIN 心が軽くなる「脳」の動かし方
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2022/06/28 |
JAN | 9784140819029 |
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
【人間は考えることもできる「感じる生き物」】 著者はふたつの学問分野を利用してこの着想を説明している。 「脳の構造を研究する神経解剖学」と「心と精神を研究する心理学」 左脳も右脳も、感情的な大脳辺縁系の細胞群を均等に分かち合っており、 左脳、右脳各2つずつの合計4つのキャラの...
【人間は考えることもできる「感じる生き物」】 著者はふたつの学問分野を利用してこの着想を説明している。 「脳の構造を研究する神経解剖学」と「心と精神を研究する心理学」 左脳も右脳も、感情的な大脳辺縁系の細胞群を均等に分かち合っており、 左脳、右脳各2つずつの合計4つのキャラの特徴などの説明が記載されている。 「考えるキャラ1」左脳の大脳皮質 ●順序だてて物事を考える。 このキャラがいないと日常的な自分の身の回りのことや仕事はうまくできなくなる。私たちの体を「乗り物」と考えている。 「感じるキャラ2」左脳の辺縁系 ● 危険の警鐘を鳴らす 脳の最も原始的な部分。今現在の経験をすぐに過去の経験と照らし合わせ、安全かどうかを判断する。常に欠乏感を抱えてるキャラなので突発的に反応しやすい。私たちの体を「責任」と感じている。 「感じるキャラ3」右脳の辺縁系 ● 今ここでの歓喜に浸る 「今この瞬間」についての感情を「今ここで」体験している。未来も過去もないため、「今、ここ」に五感を通して体験を楽しんでいる、夢中、というイメージ。私たちの体を「おもちゃ」と感じている。 「考えるキャラ4」右脳の大脳皮質 ● 宇宙、無限とのつながりをもつ 悟りの域に達したもしくは近い視点のイメージ。自分が思う「偉大な存在」。私たちの体を「魂の神殿」ととらえている。 【脳の作戦会議のステップ】 BRAIN(脳)の頭文字順で作られている。 ・Breathe = 呼吸に集中する →特にキャラ2が暴走して危険検知モードになるのを防ぐのにとても有効的 ・Recognize = 識別する、気づく、認識する →どのキャラが反応したかを観察する、意識する ・Appreciate = 正しく評価する、感謝する →反応したキャラに寄り添う、そして他の3つのキャラも見守ってるイメージしてホッとする感覚を見つける ・Inquire = 尋ねる、意見を出し合う →各キャラの視点の意見を出し合ってみる、もしくは反応したメインキャラにもう少し質問をしてみる ・Navigate = 舵をとる →全員の意見を元に最終的な合意ポイントを決め、みんなで協力していくことを進める 【感想】 今のこの感じ方、考え方はどの脳の部分(キャラ)なんだろう?と意識と観察をするようになったのがとても新鮮で、何か嬉しいコツを掴めた気持ちになったのでこまめに脳の作戦会議を開催したいと思いました!
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アウトプット部より 左右それぞれのの脳に「思考」と「感情」のキャラをもつ計4つの部位があると考えた著者。 部位にそれぞれ名前をつけたのも面白い。 (ちなみに、著者は脳出血に襲われて、左脳のキャラ1とキャラ2は重篤な損傷を受けて、完全なオフラインになっている) 翻訳書特...
アウトプット部より 左右それぞれのの脳に「思考」と「感情」のキャラをもつ計4つの部位があると考えた著者。 部位にそれぞれ名前をつけたのも面白い。 (ちなみに、著者は脳出血に襲われて、左脳のキャラ1とキャラ2は重篤な損傷を受けて、完全なオフラインになっている) 翻訳書特有の冗長さはあるので、 訳者あとがき→それぞれのキャラの特徴(第4章ー7章の終わりの方)を一読すると理解しやすい本。 それぞれのキャラを理解するためのワークのようなものもついている。 自己理解、他者理解にもつながる本。 本書が著者にとって2作目の本のようなので、処女作も読んでみたい。 ・脳は3つのことしか起きていない ①何か考える ②感情を抱く ③考えたり感じたりしたことに対して、生理的反応を起こす ・左脳は一つ一つじゅんばんに考える能力がある 右脳は並列プロセッサのように機能し、複数のデータを同時に取り込んで複雑な経験の瞬間をあらわにする ・4つのキャラ キャラ1考える左脳 いわゆるちゃんとしている感じ キャラ2感じる左脳 ここが強い人は、他人のやる気を信じていない 厳しい要求をし、脅しをかけて納期や締切を強要する (キャラ1は 失敗したら何もかもが終わり という感じだが キャラ2は このままじゃおしまいだという感じ) ルールを絶対曲げない 一度に複数処理できない
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面白かった。筆者の考えでは、自分自身のキャラは左脳的なキャラと右脳的なキャラだけでなく、左右それぞれを皮質と辺縁系のあたりを境として上下に分割することで、上下と左右の組み合わせから成る4つのキャラに分けられるのだという。これらのキャラは、解離性同一性障害のような精神疾患ではなく、...
面白かった。筆者の考えでは、自分自身のキャラは左脳的なキャラと右脳的なキャラだけでなく、左右それぞれを皮質と辺縁系のあたりを境として上下に分割することで、上下と左右の組み合わせから成る4つのキャラに分けられるのだという。これらのキャラは、解離性同一性障害のような精神疾患ではなく、誰もが実感できるものであり、状況や状態によって目まぐるしく変化していることがわかる。 『奇跡の脳』でユングに触れられていたため、本書でも序盤から期待しながら読んでいたが、やはり4つのキャラは元型(ペルソナ・シャドウ・アニマ/アニムス)および自己と対応しているとのことで、我が意を得たりという思いである。
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