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オーウェル『1984』を漫画で読む
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オーウェル『1984』を漫画で読む

ジョージ・オーウェル(著者), 田内志文(訳者), フィド・ネスティ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 いそっぷ社
発売年月日 2022/06/28
JAN 9784900963986

オーウェル『1984』を漫画で読む

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商品レビュー

2.9

7件のお客様レビュー

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2024/08/19

この本と全く同じではないが、 まんがでわかる ジョージ・オーウェル 1984年 /山形こうせい監修 を読んだ。 超監視社会、社会主義、一党独裁で生きる人の話。 北朝鮮やロシアを思わせる描写がリアルで、ゾッとした。 生まれた国や時代が違うだけで、こんな息苦しい世界を生きなければな...

この本と全く同じではないが、 まんがでわかる ジョージ・オーウェル 1984年 /山形こうせい監修 を読んだ。 超監視社会、社会主義、一党独裁で生きる人の話。 北朝鮮やロシアを思わせる描写がリアルで、ゾッとした。 生まれた国や時代が違うだけで、こんな息苦しい世界を生きなければならないとは。 生きていると言えるのか?操り人形や死体同然。 自由な恋愛も思考も批判も許されない世界。洗脳され、2+2=5と政党が言えばそれが現実になる世界。 今の生活(おかしいことにNoと言えること、自由な恋愛ができること、多様性を認めること、、、)に感謝。 こうなるまでに、長い年月の葛藤や戦いや苦労があったんだろうな。 でも、過去の話や空想にとどまらず、 現代のアップル社の情報独占やSNS、マイナンバーカードでの監視社会も、この世界に近づいているようだ。 この本に出てくる、セコイ生活に自ら閉じこもっていないだろうか? 主人公ウィンストンが得られなかった、ささやかな自由ですら、謳歌できているか? 選挙という制度があり、投票もできるのに、なぜ行かないのか? その一つですら、流れに身をまかせ、考えない脳になっていると思う。 それに警鐘を鳴らしたい。 選挙権も、地動説(チ。の漫画の世界での)も、 命より大切とは思えないけど、 そういう大革命を勇気を持って行なった人たちのおかげで、今の自由な社会ができたかもと思った。

Posted by ブクログ

2024/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

苦手な絵で暗い雰囲気なのにスーッと読めてしまった。結局党員たちも一生捕まらない人の方が少数派で、ウィンストンみたいな人を炙り出すために「本」や「雑貨屋」があるんだろうなと思った。この社会では思うことすら自由ではない。

Posted by ブクログ

2023/06/18

遂に『1984』です しかしながら小説版が近隣図書館になく、しかも何故か大人気のこちらを予約待ちの果に 面白い!めちゃくちゃ面白いんだけど、それは元々の『1984』がとんでもなく面白いからでついつい「お前の手柄じゃないからな!勘違いするなよ!」と本に向かって言ってしまう なんか...

遂に『1984』です しかしながら小説版が近隣図書館になく、しかも何故か大人気のこちらを予約待ちの果に 面白い!めちゃくちゃ面白いんだけど、それは元々の『1984』がとんでもなく面白いからでついつい「お前の手柄じゃないからな!勘違いするなよ!」と本に向かって言ってしまう なんか大人気ない 「え?読んでますやん?面白い言うてますやん?」という声が本から聞こえてくる うん、そうなのよ でも、読ませてもらって、楽しませてもらって、分かりやすく理解させてもらってほんとうに申し訳ないんだけど… 最後まで「お前じゃない」感が払拭できなかったのね なんで★3、ほんまごめんやけど はい、そんで中身! うん、いろんな捉え方ができるし、いろんな捉え方をしていいんだろうけど、そういう芯の部分じゃないところでひとつ 物語の成り立ちというか構成みたいなんが非常に科学的だなと感じました 思想とか哲学みたいなところを論じるのに、すごく論理的思考によって文章が構成されていて緻密で隙がない印象 うん、SFやわーって、すごいSF感だしてきてるわーって思いました あとね、やっぱりニュースピークについて触れねばなるまい まぁ皆さんいろいろと考察されてるんですが、ちょっと変わった視点をひとつ 「ニュースピーク」とはオーウェルが生み出した新しい言語体系なんですが、これは言語(単語)を削ぎ落とすことで、思考力を制限することを主な目的として作られてるわけです 概念を表す言葉がなければ、人はそんな思考を持つことができないという恐ろしい思想のコントロール方法です で、これ知ってる人はすぐ気が付いたと思うんですが、エスペラント語と非常によく似てるんですよね(調べたらオーウェルはそもそもエスペラント語を参考にしたって説もあるみたい) エスペラント語ってのは世界中の人たちが意思疎通をしやすくするための共通語として簡略化された言語体系を持ってるんです なんとびっくり! 世界を閉じるために作られた言葉と世界を広げるために作られた言葉が結局似たような言葉になってます でも、全く正反対の目的を達成するための手段が同じことってけっこうあるんですよ なんかそんな矛盾の中にもオーウェルが伝えたかったことが隠されてるような気もするんですよね そして、小説版もいつか読むという決意表明をもって締めさせて頂きます

Posted by ブクログ

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