龍神と許嫁の赤い花印 運命の証を持つ少女 スターツ出版文庫

クレハ(著者)

• 販売会社／発売会社: スターツ出版
• 発売年月日: 2022/06/28
• JAN: 9784813712862

商品レビュー

2024/11/21

Audible+図書館+購入
ライトノベル・和風ファンタジー小説。
シリーズ１作目。
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主人公の少女ミトは、虐げられながら育った。

彼女の手には、龍神の伴侶の証である“花印”が浮かんでいる。
この花印は運命的な結びつきを示すもので、通常は周囲から尊敬される存在だ。

しかし、ミトの村では、過去にあった不幸な出来事が影を落としており、ミトは「忌み子」と呼ばれ周囲から疎外されていた。両親と共に厳しい生活を強いられる。

そんなある日、運命の相手である龍神・波琉（はる）が現れて…
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この物語は、逆境と希望が交錯する感動的なストーリーだ。

村での差別を乗り越えながら、ミトと波琉がどうやって心を通わせ、愛を育んでいくのかを、共に体験することができる。

ハルとミトがいよいよ対面するシーンは、心臓がドキドキして一人で盛り上がってしまった。

そして、物語が進むにつれて、ミトに災厄をもたらした村の人々がどのような結末を迎えるのか…

あれだけミトにひどいことをしてきたのだから、読者としてはスッキリ感を期待してしまうだろう。

この本では、花印を持つことの意味や愛の力、自己肯定感の大切さが描かれており、ファンタジーを超えた深いメッセージが込められていると感じた。

シリーズ本であり、まだまだ先が楽しめるのが嬉しい。

そして、お相手のハルがハイスペックイケメンときたら、それだけでワクワクする。

Audible(音声)でのハルの声は、フワフワしていて優しそうで、イメージ通りだった。

2023/09/18

まずミトが動物と話せるというのが夢があって素敵。
花印を持って生まれたことで、生まれた時から、忌み子として嫌われていたことには悲しすぎる運命だと思った。
そんな中でも、愛情溢れた両親だったことにミトは救われていたのだろう。
これで両親も他の村の村長たちと同じような態度で人に接していたのであれば最悪だったと思ったけれど、本当に温かい両親で読みながらホッコリとした気分を味わうことができた。
またミトと波琉がお互いに、夢でつながり合っていたことにロマンスを感じた。
そしてとても素敵な発想に胸がときめいた。それに波琉はミトがこの世に生まれた時に、龍花の街に降り立っていたことに驚いた。龍神にとっての16年は確かに大した事は無い時間なのかもしれないか、時間的な感覚すらも、このお話を読みながら、タイムスリップしているような感覚になれた面白い話だった。

おまけで付け加えると神薙である蒼真がチンピラみたいに怒る場面には面白くて笑ってしまった。ギャップがありすぎて吹きました。

2023/04/07

思ってたより結構激しめの内容だった
しかも､くっつく迄にかなり時間ががかかりそう展開がわかりやすかったなぁ〜
今後はどれだけ幸せに過ごせるだろうか