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カタルーニャ語 小さなことば 僕の人生
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 左右社 |
| 発売年月日 | 2022/06/27 |
| JAN | 9784865280890 |

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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
銀行員から言語人口約600万人の「小さい言語」カタルーニャ語・文化の研究者になった、田澤耕さんの自伝的エッセイ。 「小さな言語」ならではの面白味や苦労が書かれている中で、関わった仕事や人から次の仕事に繋げ、仕事を自分で作り上げていく著者の姿が素晴らしかった。 言葉がアイデンテ...
銀行員から言語人口約600万人の「小さい言語」カタルーニャ語・文化の研究者になった、田澤耕さんの自伝的エッセイ。 「小さな言語」ならではの面白味や苦労が書かれている中で、関わった仕事や人から次の仕事に繋げ、仕事を自分で作り上げていく著者の姿が素晴らしかった。 言葉がアイデンティティに大きく影響していることがよくわかる。 カタルーニャ語の成り立ちとその歴史は、世界史に疎い私でも興味深かった。 本作の発行後まもなく著者が亡くなっていることを知り、とても残念でならない。
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語り口が軽くて、楽しく読めるエッセイ。 作者の屈託がなく、おおらかで明るい性格が伝わってきた。やっぱりラテン系の言語を操る人ってのは明るいんだな。本人も「俗物なので」、と何度も言っていたが、軽さを感じる文章。(自分で運がいいと何度も言ってたが、相当の実力がないと、あんなに自由に生...
語り口が軽くて、楽しく読めるエッセイ。 作者の屈託がなく、おおらかで明るい性格が伝わってきた。やっぱりラテン系の言語を操る人ってのは明るいんだな。本人も「俗物なので」、と何度も言っていたが、軽さを感じる文章。(自分で運がいいと何度も言ってたが、相当の実力がないと、あんなに自由に生きられない。やはり、自由とは選ばれた人のものだとまた実感した。笑) しかし、最終の後書きを読んで衝撃を受けた。 ラテンの人というのは、強い人なんだ。清濁合わせ飲んで、運命に逆らわず、その上で明るくいよう、楽しく生きようとする強さに感動した。家族を思う情にも。 大国から同化を迫られる小さい言語を、センチメンタルになることなく、(時に利己的な判断も曝け出しながら)客観的に見つめる姿がとてもよかった。 バルセロナの風景やピレネーの景色も迫ってきて、旅ごころも充せる良書であった。
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カタルーニャ語と出会った方のエッセイ。 言語習得は、単調な繰り返しに耐えることに尽きるとのことで、その繰り返しの中で、ある時有機的な語と語のつながりが生まれてくるそう。 現地において、「あなたの話すカタルーニャ語はのくわからない」的な嫌がらせや、話すこと自体に異を唱えられること...
カタルーニャ語と出会った方のエッセイ。 言語習得は、単調な繰り返しに耐えることに尽きるとのことで、その繰り返しの中で、ある時有機的な語と語のつながりが生まれてくるそう。 現地において、「あなたの話すカタルーニャ語はのくわからない」的な嫌がらせや、話すこと自体に異を唱えられることはなかったそうで、別の本でも読んだスペイン語圏の感覚に近いものがあると思った。 「小さな言語の市場を制するために重要なのは、チャンスがあったら後先考えずにつかめ、ということ。「私はまだ力不足で」、「少し考えさせてください」などと言っていたら、チャンスは二度と回ってこない」(p.181) …あたりは、小規模言語ならではの話だが、言語以外の側面でも共感できる部分はある。 「希少なだけでは価値は生まれない。ある程度以上の需要がなければ。これは僕がくり返し言ってきたことだ。なければ、あるいは足りなければ、創り出すしかない。そして価値を確実に生み出すには、競争相手に勝ったり、自己顕示欲まる出しに宣伝を行うことも必要だ。これは銀行員時代に叩き込まれたことだ」(p.236) なお、読み進めているうちに、母校の大学名が出てきて、次男が通ったとのことで、息子にあたる人と年代が近いなあと思ってその後の経歴も見覚えあり、同級生だと分かった。なるほど、こういう環境で育ったら、あのように立派で独特な方になるなあと再実感している。
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