神島幻影 警視庁公安0課 カミカゼ 双葉文庫

矢月秀作(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2022/06/16
• JAN: 9784575525755

商品レビュー

2023/06/06

2023.06.01 Audibleにて

コロナ禍に入ってからの、公安の話。
タキガワ×ヤブノ×シラセの絶体絶命ミッション始動────
派遣会社が、島に移転!?その背景には、見え隠れする暴力団の影が。。。移転はなんの企みがあるのか

以下、ネタバレあり。
飽きてきました。笑
最後、あ、これでシリーズも終わりか、と。なんとも言えない終わり方やなぁと思ったけど、どんでん返しの、あーこういう終わりですかって感じでした。
なんかな。結局、このシリーズよく分かんなかったなぁ。
ここまで来れば、なんかこう掴めるのかなと思って惰性で聞いてましたが、結局、え？これで終わり？っていうね。一応、ハッピーエンド？このハッピーエンドもなんか、全然、わぁおめでとう感がないのは、ズブズブにタキガワが公安に染まって欲しかった私の穢れた願望のせいなのだろうか。

裏切りアソビ本的な感じなのかな。
折角、革命家だったりとか、どんな方法であれ、世界を良くしたいという人たちを出すのだったら、もうちょっとメッセージ性の強い作品にしても良かったのでは？と思う。
公安の仕事や裏切り、盛り上がりはあるものの、なんだか肩透かし感が否めない。
終始、裏切りか？信用していいのか？っていう、ハラハラ感はあるものの、それだけ故に、疲れてしまう。常に誰か怒ってるしねー

しかもさぁータキガワが縛った人、結局死んでんじゃんね。爆発で絶対死んでるよね。
死ぬことはありませんってあそこで言う必要あったんかなぁ～
モヤモヤモヤモヤ。

2022/08/04

思った以上に緻密で、スピード感もあり面白かった。一瞬テロリスト言うことも一理あるなと思わせるなど、どんどん上手くなっている気がするな。今村の非常さには呆れるが、現場にも出てきているので良しとしよう。瀧川、薮野、白瀬は公安なのに人が良すぎるけど、それが肝なのかな。