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てのひら怪談 こっちへおいで ポプラキミノベル 創作
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てのひら怪談 こっちへおいで ポプラキミノベル 創作

朝宮運河(編者), (絵)

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てのひら怪談 こっちへおいで ポプラキミノベル 創作

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2022/06/14
JAN 9784591174098

てのひら怪談 こっちへおいで

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商品レビュー

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2023/01/30

児童向けのてのひら怪談。一話たったの3ページ……なのだけれど、侮れません。 特にこの企画に澤村伊智さん入れてしまってよかったんですか? いやたしかに一応多少は抑えられている気がしなくはないですが。澤村伊智さんだよやっぱり……「へどろんな」とか「あぶあぶめだうじゅ」とかの字面を見た...

児童向けのてのひら怪談。一話たったの3ページ……なのだけれど、侮れません。 特にこの企画に澤村伊智さん入れてしまってよかったんですか? いやたしかに一応多少は抑えられている気がしなくはないですが。澤村伊智さんだよやっぱり……「へどろんな」とか「あぶあぶめだうじゅ」とかの字面を見ただけでもう終わりです。あかん、素敵すぎるわこの感覚。そしてもちろん怖すぎて危険です。 「へどろんなの秘密」、凄いな……個人的に大好きな「ずうのめ人形」と似通った危険さと魅力を感じます。音楽が得意でないのでメロディが具体的に浮かばなくってよかった。これがメロディ付きなら、きっと頭を離れなくて発狂しそうです。 黒史郎「幽霊パズル」はちょっと怖くてユーモラスでした。欲しいような、欲しくないような。

Posted by ブクログ

2022/09/24

10人の作家によるホラーショートショート50編が収められたアンソロジー。個人的な訴求ポイントは、小学生の頃に大ハマりした『パスワード』シリーズの著者である松原秀行さんが参加されているところ。久しぶりに作品を読めたことが感慨深い。 作品集の劈頭を飾る澤村伊智「しらないひと」は、文...

10人の作家によるホラーショートショート50編が収められたアンソロジー。個人的な訴求ポイントは、小学生の頃に大ハマりした『パスワード』シリーズの著者である松原秀行さんが参加されているところ。久しぶりに作品を読めたことが感慨深い。 作品集の劈頭を飾る澤村伊智「しらないひと」は、文字媒体という制限を活かした捻りのある作品。その他収録の澤村作品も「へどろんなの秘密」、「あぶあぶめだらじゅ」といった『ぼぎわんが、来る』の著者らしい奇異で魅力的な文字列がタイトルに冠されている。 本書は昨年(2021年)の3月にからポプラ社で創刊された児童文庫レーベル「ポプラキミノベル」の1冊として刊行されているのだが、小学生の頃に愛読していたポプラ社の『学校の怪談』シリーズのことを思い出しながら読んでいた。 イラスト担当の黎(くろい)さんによる挿絵がとことどころに入っているのだが、分かりやすく“怖い”シーンをピックアップした場面をイラスト化するのではなく、1冊を通しての緩急を意識している感じがして、ここも『学校の怪談』っぽい! と思わされた部分だった。

Posted by ブクログ

2022/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わずか、800文字以内で書かれた数々の怖い話達。それは、両の手のひらに収まるほどの小さな話ですが、途方も無く怖い話達なのです。あっという間に終わってしまう、短い話だからと油断していると、痛い目をみますよ。 *** 発売前から気になっていた一冊。ポプラ文庫、MFダウィンチ文庫を経て、ポプラキミノベルへと様々な本を渡り歩いているこちらの人気シリーズ。現在も第一線で活躍しているホラー小説作家、怪談作家が集まり織りなしていく。800文字以内、原稿用紙に換算してわずか2枚という短い物語たちであるが、流石、そうそうたるメンバーである。何とも恐ろしい物語がつづられていた。 純粋に怖い話、不思議な話、意味が分かると怖い話の様な話があり、怪談と一言にいっても様々なジャンルが楽しめる。 お気に入りの話は、「ミズノくんを返して」、「へどろんなの秘密」、「波の音」、「あの家のこと」。 「日記代行屋」も怖かったな。 どの話も、読んでいて鳥肌が立つほど怖かった。特に、家物の怖い話が好きなので「あの家のこと」は非常に良かった。謎めいた家は、もともとそういう存在だったのか、あるいは、語ることによって本当になってしまったのか、それとも、語り手が何か秘密を握っているのか。 いろいろな想像の余地があるが、どの結末でも恐ろしい。怪奇現象の燐片が見えるだけだったり、自分の知らないところで変なことが起こっているという怖い話はやはりいい。この本は様々な作家の手によって、50編も話がつづられた楽しい本だった。 自分の好きな作家の話を楽しむのもよし、新たな作家を開拓するもよしという一冊でだった。

Posted by ブクログ

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