- 中古
- 店舗受取可
- コミック
- コアミックス
終末のワルキューレ(15) ゼノンC
定価 ¥726
165円 定価より561円(77%)おトク
獲得ポイント1P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/30(土)~12/5(木)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | コアミックス |
発売年月日 | 2022/06/20 |
JAN | 9784867203897 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/30(土)~12/5(木)
- コミック
- コアミックス
終末のワルキューレ(15)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
終末のワルキューレ(15)
¥165
在庫あり
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
始皇帝vsハデス、ますます、その戦いは激しさを増している!! 王としての矜持、負けられない理由、勝ちたい理由、各々に持っているが故でしょうね。 この(15)の表紙は、始皇帝が飾っている訳ですが、まぁ、エロい!! 過剰ではないにしろ、相当に発達している広背筋が、実にセクシーだ。策が担当のアジチカ先生が、相当にこだわりを持って描いている事が伝わってくる。漢は背中で語るってのは、本当なんだな、と本能で理解できるほどだ。 このままだと、背筋についての熱弁だけで終わってしまうので、本編、戦いに対する感想に戻りましょうかね。 桁違いの膂力と凄まじい鎗撃を繰り出してくるハデスに対し、始皇帝が尋常ではない怪物・蚩尤を倒した際に生み出した武術で対抗する。当然っちゃ当然だが、実に人間離れした武術で、ハデスを確実に追い込み、血を流させている。 しかし、ハデスに傷を刻む事で、始皇帝の体にも傷が生じていた。それは、彼が他人から、洒落にならないレベルの憎悪を向けられ続ける生活の中で背負ってしまった業とも呼べる体質。ミラータッチ共感覚、と名付けられた現象だった。 始皇帝が、常人であれば、とっくに死を選んでいるであろう体質を負いながらも、中華統一を果たす最初の一人と成ったのは、自分を愛してくれた母がいたから。始皇帝にとって、この体質は呪いではなく、むしろ、自分を王にしてくれた誇り。だからこそ、誰が相手でも、自分は王として負ける訳にはいかない、と笑うのだ。 もちろん、ハデスだって、始皇帝の気に圧されながらも、決して、たじろいだりはせず、彼の強さを認めた上で、死のリスクを負う強化を己に使う。ほんと、こんなカッコいいお兄さんがいたら、弟たちからしたら、最高に幸せでしょうね。 これまでの戦いと同じく、ほんと、どっちが勝つのか、全く予想がつかない。だからこそ、この『終末のワルキューレ』、私は大好きだ。 この台詞を引用に選んだのは、始皇帝が冥王・ハデスと互角以上の激闘を繰り広げられるほど強いのは、これが理由の一つか、と感じたので。 育児のコツとは、ちょっと違うだろうが、子供を強くしたいのなら、やっぱり、親そのものが強い心を示さなきゃいけないのでは、と思う。 後で明らかになる訳だが、春燕さんの中には、憎悪の心が確かにあった。 けど、理不尽な我慢を自分に強いて、不要な苦しみを背負い、下手糞な作り笑いで生きている子供を見て、自分の中にあった憎しみを乗り越え、愛を注ぐ、と決意した春燕さんは、間違いなく、心が強い人だろう。 そんな優しい春燕さんに育てられたからこそ、嬴政は多くの困難を乗り越え、始皇帝になれたんだろう。 また、愛情を示すハグ、これも大事だろう、子供を真っ直ぐ育てたいのであれば。 「あのことは・・・長平のことは・・・アンタには、何の責任もないんだ・・・!! アンタは不当に・・・傷つけられているんだよ・・・だから、無理しなくていい!! 泣きたかったら泣け!! 腹が立ったら怒れ!! 自分で自分を殺して・・・感情を誤魔化すんじゃない!!」 「怒る・・・? 泣く・・・? そんなこと・・・僕はしちゃダメですよ・・・だって、僕は・・・人殺しの国の子どもで・・・呪われている子で・・・だから・・・だから・・・」 「例え、親が、どんな悪魔だろうと、その子どもに罪なんてあるもんか。アンタは悪くない・・・何も悪くない・・・アンタは、人の痛みがわかる優しい人間なんだ。この傷は、その証・・・罰や呪いなんかじゃないよ。嬴政、アンタは生きたいように生きていいんだよ」(by春燕、嬴政) もう一つ、この台詞を引用に選んだのは、母の愛って凄ぇなぁ、と思ったので。 どう考えても致命傷なのに、これほどまでの動きを可能にしているのは、やっぱり、愛の力、母性ってやつなんだろうな。 血の繋がりは無くても、心と心が絆で結ばれていたんだろう、この二人は。 だからこそ、春燕さんは“息子”を命懸けで守ったし、始皇帝は“母”との約束を全力で果たした。 麗しい母子の物語だ、と私は思う。 それだけに、母が子を殺し、子が母を殺す、そういう現実にはやるせなくなっちまうんだよなぁ。 「あ・・・あたしの子どもに近づくんじゃねぇ!!」(by春燕)
Posted by