- 中古
- 書籍
- 新書
日本で治療薬が買えなくなる日 宝島社新書644
定価 ¥990
220円 定価より770円(77%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2022/06/10 |
JAN | 9784299030542 |
- 書籍
- 新書
日本で治療薬が買えなくなる日
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
日本で治療薬が買えなくなる日
¥220
在庫なし
商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同業者間で話題に上がったので、興味持ち読んでみた。 著者の過去の著作や東京新聞の論説委員という肩書から、正直読む前は警戒していた。だが思った以上に多角的にちゃんと調べて、一般向けにこの問題をまとめられてくれているなと感じた。 インタビューのチョイスもチェーン系薬局のマネージャーや、薬剤師のYouTuberなど多方面に及ぶ中で、ジェネリックに批判的な医師の部分が大変残念。医師として実績はあるようだが、言ってることははっきり言って週刊誌レベル。これを出して「あなたはどう思うか?」という言い方も週刊誌レベルで、せっかく全体は丁寧にまとめているのにこの部分でだいぶ自分の中の評価が下がってしまった。
Posted by
はじめに 本当に日本の医療は「世界最高レベル」なのか 第1章 製薬業界でいま何が起きているのか ジェネリック役 安さが武器のリリーフ投手 日本人は薬好き 高齢者への警鐘 医療費削減の切り札 3000品目以上が不足 第2章 薬不足を招いた重大事件 犯人は抗菌薬 薄利多売で生き残る...
はじめに 本当に日本の医療は「世界最高レベル」なのか 第1章 製薬業界でいま何が起きているのか ジェネリック役 安さが武器のリリーフ投手 日本人は薬好き 高齢者への警鐘 医療費削減の切り札 3000品目以上が不足 第2章 薬不足を招いた重大事件 犯人は抗菌薬 薄利多売で生き残る 急激な拡大に体制が追い付かず 第3章 ジェネリックの普及は進むか 1万円以上違うケースも オーソライズド・ジェネリック 食料、エネルギーも外国に依存 第4章 薬価を狙い撃ちにして起きたこと 薬価は国が決める 価格が決まる2方式 薬価改定という引き下げ 第5章 日本でドラッグラグが再燃している 新薬の遅れは1~2年だったが 個人輸入を試みる人 第6章 薬局、薬剤師は生き残れるか 先進国でトップの薬剤師の多さ 医薬分業の始まり
Posted by
日本のジェネリックについて知りたくて読書。 コロナ禍のストレス(と認識)で、僕も痛風発作を発症。現在、1日1錠の薬を服用している。服用している薬は、まだジェネリックがないので、いわゆる先発品を服用している。 それもあって、ジェネリックについて初めて知ったことが多く驚いた。 ...
日本のジェネリックについて知りたくて読書。 コロナ禍のストレス(と認識)で、僕も痛風発作を発症。現在、1日1錠の薬を服用している。服用している薬は、まだジェネリックがないので、いわゆる先発品を服用している。 それもあって、ジェネリックについて初めて知ったことが多く驚いた。 成分、原薬の輸入先など違いなどジェネリックは、単に安くてお得な薬だけではなかったのだ。 小林化工の事件は、報道レベルでは知っていたが、実は、製薬業界が抱える問題の氷山の一角であったことがわかる。 薬局は、患者にとって何の意味、利点があるのだろうか。確かに店舗数は多い。都内だからかもしれないが、この2年間で、複数の薬局で薬を受け取るも、正直どこへ行っても説明やサービスに大差はない。 痛風持ちとなったので、尿酸値を下げる薬などについて調べる機会が増えた。現在、中国での痛風発症率は、日本を上回るスピードで増えているようだ。中国では、日本の痛風の薬が重宝されていて大人気らしい。 誰も買える尿酸値を下げると謳う機能性表示食品であっても人気がある(よく知人から依頼される)。 しかし、本書を読むと中国の製薬を巡る状況の違った一面を知ることができる。 さて、この問題の苗床は、国の制度、指針に問題がありそうである。しかし、僕は、ジェネリックを売ったほうが稼げるなどの一部の利権に走る人たち。そもそも日本人が平気でうそつくようになってしまった点が大きいと思う。 読書時間:約1時間10分
Posted by