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中野京子と読み解くフェルメールとオランダ黄金時代
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中野京子と読み解くフェルメールとオランダ黄金時代

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中野京子と読み解くフェルメールとオランダ黄金時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2022/05/26
JAN 9784163915456

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商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2023/11/12

絵画を通して、17世紀オランダ社会の光と影を捉える。 スペインからの独立、貿易、科学技術、バブルに、共和制に、プロテスタント。平坦な土地、海抜ゼロメートル。 面白かった。

Posted by ブクログ

2023/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フェルメールと、と書かれているので、フェルメール作品が非常に多い。フェルメール「地理学者」が着ているのが日本の丹前だったとは…「ヤポンセ・ロック」(日本の上着)と言ったそうだ。フェリメール「窓辺で手紙を読む女」とメツー「手紙を書く男」「手紙を読む女」が掲載されていた。これは確かフェルメール「窓辺で手紙を読む女」が修復後に来日した時、一緒に展示されていたと思う。確か石原さとみがイヤホンガイドを担当していたような。ボルフとヴィレの「父の訓戒」。男が娼婦、娼館の女将と値段交渉している絵が娘に説教をする父の絵になりかわってしまう、というのが面白い。フェルメール「取り持ち女」(遣り手婆、私はこの題名で知っていた)も同じ章に掲載されていて、私はこの絵が好きなので、この絵を見てフェルメールファンががっかりする、という見解には同意できない。娼婦の肌の美しさは非常に素晴らしいし、取り持ち女(遣り手婆)の肌の感じもいいな、と思うのだ。 ヤン・デ・バーン「デ・ウィット兄弟の亡骸」は初めて見たが凄惨な絵だ。現実感がないくらいに。ヤン・ステーン「宿屋の外で九柱戯をする人々」ボーリングの原型かと思う。ヤン・ステーンは他にも「陽気な家族」が掲載されていたが、温かな色合いが素敵だ。アーフェルカンプ「スケーターたちの冬景色」聾唖だったという。ブリューゲルに影響を受けている、と書かれていたが、本当にそう思える。けれどもコピーではなく、アーフェルカンプらしさ、というのもあるように思える。絵解きのしがいがある絵だ。 クローズアップという名のクイズが3つほど用意されている。とても楽しめた。

Posted by ブクログ

2023/07/13

山田五郎さんのYouTube番組を観てから、図書館で予約した本。 今までのオランダのイメージはわたしにとって、 チューリップ、風車、…長崎? みたいな、 ものすごく貧弱で凡庸な単語の羅列でしかなく、世界史に興味を持つまではヨーロッパの多くの国のひとつだな、ぐらいの認識でしかなか...

山田五郎さんのYouTube番組を観てから、図書館で予約した本。 今までのオランダのイメージはわたしにとって、 チューリップ、風車、…長崎? みたいな、 ものすごく貧弱で凡庸な単語の羅列でしかなく、世界史に興味を持つまではヨーロッパの多くの国のひとつだな、ぐらいの認識でしかなかった。 当たり前だけどヨーロッパの国、地域、それぞれに歴史があり文化があり、 それは世界史の時系列の中で説明がつくもの、説明はつきにくいけどそれぞれが辿って来た事実、いろいろ包括しながら現代にまで続いている。 ここを個別具体的に他の国の人間が学ぶのに、絵画というのは、とても有用なツールだなぁと、これを読んで改めて思った。 少なくともわたしには、読む前よりはオランダという国のイメージはハッキリくっきりした。 本書は、文化や歴史を面白く伝えながら、参照にする絵画を見開きで見せてもらえるのがとてもありがたい。 オランダの絵画について、五郎さんの番組でもいくつか紹介されていたのでもともと興味があったし、フェルメールの絵画はオランダのイメージが凡庸な頃から知ってはいた(オランダの画家だとは知らなかったけど)が、中野先生の軽妙な文章で解説されるとリアルな大きさでリアルな色を感じたくなってしまう。 いやはや、おそろしい…。 「夜警」とかは絶対海外の美術館には出ないだろうしな。 そう思うと余計に見てみたくなる。 読み終わったあと、見開きの絵をながめるのもとても良い。 さすがになかなか海外の美術館まで本物を見に行くことは叶わないが、この本を手元に置いてたまに広げるのも一興だ。 やっぱり本棚買わないとな…。

Posted by ブクログ

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