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子どものための居場所論 異なることが豊かさになる
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子どものための居場所論 異なることが豊かさになる

阿比留久美(著者)

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子どものための居場所論 異なることが豊かさになる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 かもがわ出版
発売年月日 2022/05/16
JAN 9784780312188

子どものための居場所論

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商品レビュー

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2023/01/31

建築家の仙田満先生が、どこだったかzoomでの講演で推薦されていたのを見て、 読んでみようと思った本。 ご自身の子育てのエピソードなど、ふわっとして優しい眼差しながら、現代の育児や子どもが育つ環境、特にコロナ禍における子どもの育ちへの政治の視線への芯のある批判にじんとした。 全...

建築家の仙田満先生が、どこだったかzoomでの講演で推薦されていたのを見て、 読んでみようと思った本。 ご自身の子育てのエピソードなど、ふわっとして優しい眼差しながら、現代の育児や子どもが育つ環境、特にコロナ禍における子どもの育ちへの政治の視線への芯のある批判にじんとした。 全体的に子どもの育ちをめぐる問題について、優しい論調だが、ものすごく幅広い視野から論じている。 印象に残ったのは、居場所にも何種類かあって、 『居たい場所」「居られる場所」「居なくてはいけない場所」 は子供にとって意味が違う、というところ。 …この三つが混同されると子供だけではなく大人だって精神的に追い詰められてくるのは肌感としてもわかる。 そのほか、うまく言葉にできない違和感を尊重することの大事さ、というのもよくわかる。全て、単純ではない、曖昧なものを切り捨ててしまうことの違和感を感じる。 子供にとって大事だとされていることは全て、大人にとっても大事で、大人自身、不自由な思いをしているものを、子どものためだけに保障して欲しいと言っても、なかなか現実は難しいのだろうと思う(子の親であれば頑張るかもしれないけれど)。 寛容さというか、大人が自らに対して向ける眼差しが変わらなければなかなかこうした事柄は変わらないかもしれないし、そのために居場所が必要なのは子供だけではない。まずは大人が幸せになる必要があるなと感じた。 ・地域での子供のしごと(役割)が失われたことによって子供が地域での役割を失うというのは、時代と地域状況にちょっと飛躍があるように感じて、すぐにイメージができなかった。 第一次産業中心というのは少なくとも、プレイパークなどが行われている都市部では相当前の時代なのではないかと思う。 こうなる前にどんな経緯があったのかというのはもうちょっと知りたいなと思った。

Posted by ブクログ

2022/10/09

子どもや若者の現状から、どのような居場所が必要なのか、現状はどうなのかを示す。 その上で大人は子どもたちとどう関わるのか、関わらないのかを問い掛ける。大人の理屈や理想や都合でなく、子どもたちにとって何が必要なのかを考えさせられる。

Posted by ブクログ