孤独なバッタが群れるとき 『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1 光文社新書1200
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孤独なバッタが群れるとき 『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1 光文社新書1200

前野ウルド浩太郎(著者)

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孤独なバッタが群れるとき 『バッタを倒しにアフリカへ』エピソード1 光文社新書1200

定価 ¥1,166

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2022/05/17
JAN 9784334046095

孤独なバッタが群れるとき

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商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

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2025/11/07

なぜその研究が必要になったかの背景、限られた資源・労力で研究を進めるための手法、そしてその結果が分かりやすく書かれており、サバクトビバッタの知識を深めることができ、また研究者の仕事について理解が進んだ。 特にバッタのどの感覚器官が群生化に影響を調べる際には、バッタにマニキュアを塗...

なぜその研究が必要になったかの背景、限られた資源・労力で研究を進めるための手法、そしてその結果が分かりやすく書かれており、サバクトビバッタの知識を深めることができ、また研究者の仕事について理解が進んだ。 特にバッタのどの感覚器官が群生化に影響を調べる際には、バッタにマニキュアを塗る手法をとっており、こんな手法もあるのかと感心した。 グラフのサンプル数が非常に多く、調査には膨大な時間と労力がかけられていることが伝わってきて驚いた。(p.202のグラフでは5000個程度の卵長、孵化幼虫の種類、1卵塊あたりの卵数を調べている。) 筆者は次々に新たなことを解明していっており、賞や奨学金も獲得していることから、優れた研究者であることが窺える。一方で、自分は愚直なタイプとの自己評価、成果は周囲の支えによるものだとユーモアを交えて語り、面白く、好感が持てた。

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2025/10/21

「バッタを倒しにアフリカへ」を読み、続けて「バッタを倒すぜアフリカで」を読んだあとに読みました。読む順番的にどうだったかは難しいところですが、前に2冊読んだことが功を奏して、若干、斜め読みでしたが内容は理解できた思います。前2冊と明らかに違うところは、より学術書的であることだと思...

「バッタを倒しにアフリカへ」を読み、続けて「バッタを倒すぜアフリカで」を読んだあとに読みました。読む順番的にどうだったかは難しいところですが、前に2冊読んだことが功を奏して、若干、斜め読みでしたが内容は理解できた思います。前2冊と明らかに違うところは、より学術書的であることだと思います。難しさもありますが、箸休めのようなコラムが入れているなど読みやすくなるように工夫していると思います。著者が子どもころ夢中になって読んだ「ファーブル昆虫記」のような昆虫(昆虫の面白さや不思議さ等)を深掘りしていくような楽しさは感じられました。昆虫が大好きな子ども達に読んでもらいたいですね。

Posted by ブクログ

2025/10/16

大ボリューム。 バッタ博士の研究を、かなり詳細に知ることができる。 深く掘り下げられたデータだから、パッと理解はできないが、 それでも素人を想定して書いてくださっているので、気合を入れればなんとか分かる。 (自分が普段仕事で論文を読むからかもしれないが 個人的には、グラフが非常...

大ボリューム。 バッタ博士の研究を、かなり詳細に知ることができる。 深く掘り下げられたデータだから、パッと理解はできないが、 それでも素人を想定して書いてくださっているので、気合を入れればなんとか分かる。 (自分が普段仕事で論文を読むからかもしれないが 個人的には、グラフが非常にわかりやすくて、参考になった。 自分が作成するグラフに取り入れたい要素たくさんあり。 散布図の点の数から、バッタ博士の情熱を感じた。

Posted by ブクログ