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微生物・文明の終焉・淘汰 ニュートン新書
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微生物・文明の終焉・淘汰 ニュートン新書

マーク・バートネス(著者), 神月謙一(訳者), 太田博樹(監訳)

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微生物・文明の終焉・淘汰 ニュートン新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ニュートンプレス
発売年月日 2022/05/18
JAN 9784315525618

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2024/11/21

 人類史という観点ではなく、自然史あるいは生命史という観点から書かれた本である。どうしても歴史は人類が中心になってしまうが、この本は「私たちはどこから来たのか」ということに関しては生命の起源について書かれていて、ここでは「競争と闘争」よりも「協同」の方が生命の発展にとって重要であ...

 人類史という観点ではなく、自然史あるいは生命史という観点から書かれた本である。どうしても歴史は人類が中心になってしまうが、この本は「私たちはどこから来たのか」ということに関しては生命の起源について書かれていて、ここでは「競争と闘争」よりも「協同」の方が生命の発展にとって重要であることが書かれている。たしかに我々の生命は、100兆個を超える微生物の働きによって生きていることを考えれば、闘争よりも協同の方が大切だということになる。  第二部の「私たちは何者なのか」というテーマでは人類の文明がいかに発展し滅びたのか、ということが中心だ。今まで文明の衰退と崩壊は例外ではなく通例であり、どんなに揺るぎないと思われた文明も必ず天然資源の蕩尽によって滅びている。  そして第三部の「私たちはどこへ向かうのか」では人類の運命について書いているのだ。あらゆる自己複製生物は成長して繁殖するためには次世代に伝えるのに十分なエネルギーを必要とする。今までの文明がすべて天然資源を蕩尽することによって滅びているのだから、これを管理して利己的な行為を排除しなければならない。この轍を踏むことなく存続するためには、テクノロジーうあ協力や利他主義をうまく組み合わせて自分たちの利己的な遺伝子を再構築することができるのだろうか? そのためには自我がなく、人工的な知能を持ち先を見通せるように作られた存在が人類にとって変われるのだろうか。もしそれができないとすれば、人類は地球の支配者としての地位を微生物に明け渡さなければならない。 といった論調なのですが、それなりに面白かった。

Posted by ブクログ