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送魂の少女と葬礼の旅(Vol.7) ゼノンC
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送魂の少女と葬礼の旅(Vol.7) ゼノンC

路那(著者)

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送魂の少女と葬礼の旅(Vol.7) ゼノンC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コアミックス
発売年月日 2022/05/20
JAN 9784867203101

送魂の少女と葬礼の旅(Vol.7)

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2022/05/25

旅に出る理由を再確認した二人が向かう事になったのは送儀師始まりの土地ですか。同時に終わりの土地となると 始まりと終わりが重なる場所。それはアルピにとっても同様の意味を持つ事になるのは印象深い 送儀師長タグナトラームから明かされる両親に課せられた役目とその顛末 ポーガとアリッカが...

旅に出る理由を再確認した二人が向かう事になったのは送儀師始まりの土地ですか。同時に終わりの土地となると 始まりと終わりが重なる場所。それはアルピにとっても同様の意味を持つ事になるのは印象深い 送儀師長タグナトラームから明かされる両親に課せられた役目とその顛末 ポーガとアリッカがあまり宜しくない行動に手を染めている点は以前から察せられていたけど、まさか寺院そのものが自分たちの在り方に反すような行動を取っているとは思わなんだ なら、ポーガとアリッカは偶然生まれでてしまった異端ではなく、むしろ生まれて当然の歪みだったとも言えるのかな それは寺院としての罪であるし、アルピの信条を揺らがすには充分過ぎる真実だし、そのタイミングに合わせるかのようにポーガが精霊を引き連れて寺院を襲撃するとなれば、尚更にアルピは追い詰められてしまうわけだ だとしても、この状況でアルピに求められるのは罪滅ぼしではないんだよね 父がどうとか、寺院の真実がどうとか、苦しみの理由とか、そんなものを行動理由にしてはいけない 送儀師であるアルピがすべきは精霊の送儀、ただそれだけ。そこに別の何かを見出そうとするから歪んでしまう ……というロジックは判るのだけど、一方で父を「要らない」と言えてしまったアルピの在り方は少し哀しいな 送儀師としての旅の目的に定めていた両親の行方、それが送儀師としての在り方に反するからって否定するしかなかったなんて…… 最後、理想とする送儀師の在り方に従い、精霊の送儀を行ったアルピ。そんな彼女を肯定するように送儀師仲間が協力する展開は良いね タグナトラームは洗い流された寺院を見て「やり直すにはいい機会だ」と言った。その言葉に沿うように旅をやり直すことにしたアルピ その顔が晴れやかである点が何よりも救いだと感じれられるラストだったね

Posted by ブクログ

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