浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵!? 浅見光彦シリーズ番外 光文社文庫

内田康夫財団事務局(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社
• 発売年月日: 2022/05/11
• JAN: 9784334793579

商品レビュー

2025/01/26

浅見光彦シリーズの番外編である。浅見家のお手伝いさんである吉田須美子が中学生の雅人坊ちゃんのクラスメイトの盗作の疑惑の真相を探る「雅な悩みごと」。浅見家の家族に起こる悩みを光彦のちょっとしたアドバイスや独り言をもとに自分の足で調べて解決する須美ちゃん。智美お嬢様、和子若奥様、雪江奥様それぞれの困ったことを須美ちゃんが解決していきます。
ほのぼのとした気持ちになれます。
2025年1月26日読了

2024/11/14

須見ちゃんは名探偵第2弾。今回は浅見家の人々の日常の中で起こるちょっと不思議な謎に須美ちゃんが挑む。普段、小説やドラマの中では描かれない光彦の兄陽一郎の奥さん和子やその子供達、そして大奥様雪江を題材にした４編。各章のタイトルの頭にそれぞれの名前の一文字が当てられているのも気が利いてて良い。そして各人の性格も良く出ていて、浅見家の特徴がよくでているなと。光彦もしれっと登場しているし。あと光彦の妹２人も回想シーンで少し触れられていて。ただ前回と同じく若干強引な謎解き感はあるものの、そこはそれで良しとしよう。

2024/09/17

お手伝いさんが名探偵。

場所が場所なので、当然弟坊ちゃまも出てきますｗ
章の題には、家族の漢字が使われ、誰の話なのか
分かりやすく予告。

些細なものから、結構なものまで。
最初の話は結構、でしたが、大奥様の話は
可愛らしい方かな…と。
人の数だけ、悩みはたくさん、です。