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ももちゃんのピアノ 沖縄戦・ひめゆり学徒の物語 ポプラ社ノンフィクション 平和
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2022/05/09 |
JAN | 9784591173565 |
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ももちゃんのピアノ
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商品レビュー
4.5
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
1945年の沖縄 戦中、戦後 ひめゆり学徒の方が体験したノンフィクションのお話 NHKで特集で見たやつじゃん!! ってなった。 ひめゆり学園 学費がいらない おこづかいを支給される これは、初耳だった! だから沖縄中の島々から入学を目指していた 受験生300人で合格できるのは40人 優秀な子しか入れない… そんな子たちが戦場で、大変な思いし生き抜いた ピアノが大好きで学校に入学したら、練習しようと思った「銀波」 戦争真っ只中、敵国の曲だということで練習できなくなってしまう お母さんは幼い妹と弟を連れて九州へ避難 ももちゃんと一緒に沖縄に残った、父と姉2人は亡くなってしまったが 戦後、お母さんたちと会えてよかった ももちゃんが一家を背負ってかなきゃいけないと言う思いがあり ピアニストになる夢をあきらめてしまったのが悲しかった 学校では、捕虜になるくらいなら自ら死を選べと教えられてたが 大好きなピアノを教えてくれた先生 逃げてる最後に出会った日本兵に生きなさいと言われ、ももちゃんは生きることを選んだ
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ドキュメンタリー映像作家の柴田さんが、2004けらひめゆり学園から戦争に行き生き残った人たちの体験を聞いて記録していた。2006年に完成したのが長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』。こよ映画完成後もひめゆりの皆さんに人生(生まれ育ちや戦後のこと)を聞いていた。 その中の与那覇百子...
ドキュメンタリー映像作家の柴田さんが、2004けらひめゆり学園から戦争に行き生き残った人たちの体験を聞いて記録していた。2006年に完成したのが長編ドキュメンタリー映画『ひめゆり』。こよ映画完成後もひめゆりの皆さんに人生(生まれ育ちや戦後のこと)を聞いていた。 その中の与那覇百子さんの話を2022年に本にしたもの。 百子さんと著者はピアノが好きで盛り上がったそうです。多くは戦時下のももちゃんがえがかれているが、ももちゃんの1年生からおばあちゃんになるまでの話。 ももちゃんは1年生、勉強が嫌いです。それには理由があります。ももちゃんは3月28日生まれで周りの子より幼いので、勉強についていけなかったのです。しゃべるのも上手に出来ず、休み時間にはいじめられることもあります。そんなももちゃんですが、音楽の時間だけはのびのび出来ました。紙のピアノで練習して学校へ行ってオルガンをひくと、友だちが集まってきます。仲良しが増えももちゃんの引っ込み思案は治っていきました。 ももちゃんが小学校4年生の時、日本は戦争をはじめました。 戦争が始まって3年、ももちゃんは12歳になりました。二人のお姉さんはひめゆり学園に通っていました。ひめゆり学園で音楽発表会に行って、そこで銀波(ぎんぱ)を聞きます。ももちゃんはうっとりします。グランドピアノが弾きたいために桃ちゃんは姫ゆり学園に入学する勉強を始め見事お姉ちゃんたちの通う学園に合格します。 (東風平)先生と出会います。そしてピアノを教えてもらうようになります。 ももちゃんは銀波、ソナチネ第1番、月光の曲に感動し、ピアノを引き続け、音楽に支えられます。 捕虜にならずに死を選べと教えられて、それが当然だと思ってしまう、大人たちと子どもたち。 その一方で生きろと教えてくれる大人がいた事が救いだ。英語の先生の「自己を大切に事故に忠実に。そして他人を手段にしたり、犠牲にしたりしてはいけないよ。また、他人のために自分が犠牲になってもいけないんだ。」 この言葉は人権そのものだ。 戦争の悲惨さ特に沖縄戦の悲惨さと、ももちゃんにとってはピアノが生きる糧だったことがわかります。
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ピアノが大好きな女の子が、ひめゆり女学校に入学してこれからというときに、沖縄に戦争がやってくる。先生の「生きなさい」という言葉や、追い詰められた女学生達と日本兵のやりとりが印象に残った。子どもたちが沖縄戦がどういうものかを知るのにとても良い本だと思う。
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