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コロナ禍を生きる大学生 留学中のパンデミック経験を語り合う
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 昭和堂 |
発売年月日 | 2022/04/30 |
JAN | 9784812221259 |
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コロナ禍を生きる大学生
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商品レビュー
5
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD00885763
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※このレビューにはネタバレを含みます
パンデミックが始まった2020年2月に世界中の留学先にいた学生・院生。十分には言葉の通じない国で、情報が錯綜、次々に更新されてく中で、残るのか、帰国するのか、悩み、決断する過程。今の自分のこと、少し先と未来の自分のこと、家族と故郷の安全のこと、迫られる自己責任、様々な葛藤の中で皆自分で結論を出していく。そして、行動。スゴイ臨場感。スゴイ決断。 あの時、多分数十万の留学生がいたはず。その一人ひとりが、未知の、経験したことない状況の中で、「決断」をして「行動」をした。彼ら、彼女らはもうどこででも生きていけるだろう。そのことはもっと語られるべき体験で、共有されるべきものだろう。企画した学生、北野さんが素晴らしい。 スウェーデンに留学てしていて、帰国しない決断をした濱岡さんの言葉。長いけど、素晴らしいので引用。 「前例のない事態が発生したとき、これまで適用されてきたルールや方法が本来の機能や役割を果たさなくなってしまうことがある。今後も世界は急速な変化を続けるだろうし、大なり小なりの「前例のない非常事態」を、誰しもが経験することになるだろう。そのような場合においては、前例や周りの人が言うことを唯々諾々と従うことがただ一つの道ではないということを強調しておきたい。誰にも正解がわからないような状況においては、その外部にも前例やルールの中にもない一筋の光が、その混沌の中にいるものにこそ見えているかもしれないからである。」 それにしても、たった数ヶ月の留学でも、彼女ら(執筆者は全員女性)は、素晴らしい「学び」「体験」をしていたことがわかる。留学先大学での新しい友人、寮やホームステイ先での人間関係、地域社会との関わり、行った先は異なるが留学生同士のネットワーク、語学、研究の成果・・・・。感動する。 ※第3部は大学の教員の論考。科研費を使った出版だから仕方ないんだろうけど、つまらない。学生たちの体験記を読んだ最初の感想が「だからなに?」な先生たち。
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