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地獄の門 白水Uブックス海外小説 永遠の本棚
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 白水社 |
発売年月日 | 2022/04/29 |
JAN | 9784560072394 |
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商品レビュー
3.9
10件のお客様レビュー
「残酷コント」というのか。ブラックでシュールな読み心地の短編集です。どれも短編としても短めでさくっと読めるのだけれど、ずどーんと来る読後感のものが多いです。 お気に入りは「雄鶏は鳴いた」「大時計」。どちらもなんとも残酷で恐ろしい物語です。特に「大時計」なんて、彼らの立場になってみ...
「残酷コント」というのか。ブラックでシュールな読み心地の短編集です。どれも短編としても短めでさくっと読めるのだけれど、ずどーんと来る読後感のものが多いです。 お気に入りは「雄鶏は鳴いた」「大時計」。どちらもなんとも残酷で恐ろしい物語です。特に「大時計」なんて、彼らの立場になってみるとどれだけ恐ろしいことか……! これこそが想像力の恐怖なのだなあ。 かと思えば「妻の肖像画」はなんともユーモラスで、オチもすとんと落ちる一作。でもある意味、これもとんでもなく残酷なのかもしれません。
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『夜鳥』(創元推理文庫)を読んで以来のルヴェル。 妄執や狂気に囚われたが故に犯される恐ろしい事件、醜い容貌であるがために人との交際や愛を得られない人間の悲哀、極限まで追い込まれた恐怖による暴発、不貞した妻やその愛人への冷酷な復讐、思いがけぬ皮肉で残酷な運命などなど。 ほ...
『夜鳥』(創元推理文庫)を読んで以来のルヴェル。 妄執や狂気に囚われたが故に犯される恐ろしい事件、醜い容貌であるがために人との交際や愛を得られない人間の悲哀、極限まで追い込まれた恐怖による暴発、不貞した妻やその愛人への冷酷な復讐、思いがけぬ皮肉で残酷な運命などなど。 ほとんどが各編10ページほどの短編で、ストレートにストーリーが進むので、とても読みやすい。時にはこういった怖い話もいいかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
残酷な終わり方ばかりな短編集。 乱歩が好きだったってのはなんとなくわかる。 ひねったような展開や寓話的な話ではなく、ストレートでわかりやすいバッドエンドで読みやすい。 一番好きだったのは『足枷』。 あっという展開だったし、不貞を働いてきた妻に対する残酷な復讐劇でよかった。 他に好きだったのは、 ブラックジョーク的な笑いの要素もある『妻の肖像画』 あまりにも辛くて恐ろしい『雄鶏は鳴いた』 一旦希望や夢をみせたあとにどん底まで絶望させる『最後の授業』 あたりかな。
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